JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)

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Dim(配列)(配列変数を宣言しメモリ領域を割り当てる)

機能

配列変数を宣言してメモリ領域を割り当てます。

形式

Dim VarName ( 〔Number1〕 〔, Number2〕 ) 〔, VarName ( 〔Number1〕 〔, Number2〕 ) , Dim VarName [ 〔Number1〕 〔, Number2〕 ] 〔, VarName [ 〔Number1〕 〔, Number2〕 ] , 

指定項目

VarName

定義する配列変数の変数名を指定します。変数名は変数名の付け方の規則に従って指定します。変数名の付け方の詳細は,「4.1.1(1) 変数名の付け方」を参照してください。

Number1

配列変数の要素数(二次元配列の場合は行要素数)を数値,または値を格納した変数で指定します。省略した場合,要素数は可変となります。

Number2

二次元配列の列要素数を数値,または値を格納した変数で指定します。省略した場合,要素数は可変となります。

説明

このコマンドを使ってスクリプトで宣言した配列変数は,宣言したスクリプト内のすべてのプロシージャから参照できます。プロシージャで宣言した配列変数は,宣言したプロシージャ内だけで参照できます。

配列変数の宣言時は,配列変数のすべての要素がEmpty値になります。

' 二次元の固定な配列変数Table1を定義する。
Dim  Table1( 5 ,6 )
 
' 一次元の固定な配列変数Table2から一次元の可変な配列変数Table3に一括代入する。
Dim  Table2( 6 ) ,Table3( )
For  I = 1 To 6
  Table2( I ) = Time( )
Next
Table3 = Table2
 
' 一次元の固定な配列変数Table4と配列変数Table5を比較する。
Dim  Table4( 6 ) ,Table5( 6 )
  :
If  Table4 = Table5  Then
  :
' 次のような大小比較はできないため,実行エラーになる。
If  Table4 <= Table5  Then
  :