JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)

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4.2.4 コマンドラインに対するエラー処理

コマンドラインの解析時,および実行時に次のエラー処理をします。

なお,正常に実行できた場合はコンソールには何も出力しません。

<この項の構成>
(1) コンソール画面から直接実行ファイル名(sptxe)を指定する場合
(2) Execコマンドでパラメタを指定してスクリプトファイルを呼び出す場合,およびユーザプログラムなどから実行ファイル名(sptxe)でコマンドラインを指定してスクリプトファイルを実行する場合

(1) コンソール画面から直接実行ファイル名(sptxe)を指定する場合

(a) 実行ファイル名(sptxe)だけを指定した場合

次のエラーメッセージと,使用方法を説明したメッセージをコンソールに出力します。

KBSC4006-E スクリプトファイルが指定されていません。

使用方法を説明したメッセージを図4-2に示します。

図4-2 使用方法を説明したメッセージ

[図データ]

(b) スクリプトファイル名とオプションにエラーがある場合
(c) コマンドラインの実行結果に対するエラー

なお,解析エラーと実行エラーが同一スクリプトファイルで発生した場合は,解析エラーのメッセージだけを出力します。

(2) Execコマンドでパラメタを指定してスクリプトファイルを呼び出す場合,およびユーザプログラムなどから実行ファイル名(sptxe)でコマンドラインを指定してスクリプトファイルを実行する場合

(a) コマンドラインの実行結果に対するエラー

なお,解析エラーと実行エラーが同一スクリプトファイルで発生した場合は,解析エラーのメッセージだけを出力します。