JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
システムプロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting.properties)
説明
次に示す設定情報が定義されたファイルです。運用に合わせて編集してください。
1.〜11.は,JP1/IM - Service Supportのデフォルトでの動作が定義済みで,カスタマイズできる設定情報です。3.は,JP1/NETM/AIMと連携する場合に変更が必要です。12.は,案件フォームをカスタマイズした場合に,必要に応じて追加します。
形式
#All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, 2008 Hitachi, Ltd. #Licensed Material of Hitachi, Ltd. #システムの設定 hptl_jp1_imss_doubleclick_timeout=マウスのダブルクリック間隔 hptl_jp1_imss_item_list_initial_sort_key=初期ソートキー hptl_jp1_imss_item_list_initial_sort_order=初期ソート順序 hptl_jp1_imss_item_list_display_characters=案件一覧の表示文字数 hptl_jp1_imss_item_list_display_number=案件一覧の表示件数 : hptl_jp1_imss_jp1_aim=JP1/NETM/AIMのサーバ hptl_jp1_imss_itemformlist_initial_sort_key=初期ソートキー hptl_jp1_imss_itemformlist_initial_sort_order=初期ソート順序 : hptl_jp1_imss_extstatus_number=拡張ステータスの数 hptl_jp1_imss_pwblist_tree_default=初期表示時のツリー展開状態 : #ログの設定 hptl_jp1_imss_log_file_num=ログファイル面数 hptl_jp1_imss_log_file_size=ログファイルサイズ hptl_jp1_imss_log_level=ログ出力レベル : #ログインの設定 hptl_jp1_imss_login_working_manager=ログイン後のメイン画面(作業管理ロール) hptl_jp1_imss_login_pwb_manager=ログイン後のメイン画面(プロセスワークボード管理ロール) hptl_jp1_imss_login_user_manager=ログイン後のメイン画面(ユーザー管理ロール) hptl_jp1_imss_login_else=ログイン後のメイン画面(システムロール以外) hptl_jp1_imss_login_default=切り替え後メイン画面(案件状況)の視点 : #案件の設定 hptl_jp1_imss_item_edit_lock_cancel=案件の編集状態 hptl_jp1_imss_assigned_selection_checkbox=チェックボックスの表示 hptl_jp1_imss_assigned_selection_initial=担当者の選択 #簡易検索の設定 hptl_jp1_imss_research_simple_string_number=簡易検索の検索対象項目数 hptl_jp1_imss_research_simple_target=簡易検索の検索対象項目 #入力補助機能の設定 hptl_jp1_imss_input_assist_target_max=入力補助機能を設定できる案件フォームの項目数 hptl_jp1_imss_input_assist_nominate_max=入力候補値の上限数 hptl_jp1_imss_input_assist_nominate_string_max=入力候補値の最大文字数 hptl_jp1_imss_input_assist_pwb_list=入力補助機能を使用するプロセスワークボードID hptl_jp1_imss_item_popup_display_characters=入力候補値の表示文字数 #案件集計機能の設定 hptl_jp1_imss_kpi_priority_code=「優先度」のコード値 |
#で始まる行はコメント扱いとなります。
ファイル名
格納先フォルダ
IM-SSパス\conf\
定義の反映時期
次のJP1/IM - Service Supportのサービスを再起動したあと,反映されます。
記述内容
次で説明する指定キー以外は編集しないでください。
システムの設定
これらの指定キーの一部は,デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されています。必要に応じてコメントを外してください。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-13 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(システムの設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_doubleclick_timeout | 画面操作時の,マウスのダブルクリック間隔のタイムアウト値(ミリ秒)を指定する。 指定できる値は1〜2000の半角数字(整数)。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,値を変更する場合には,コメントを外し,値を変更すること。 |
300 |
hptl_jp1_imss_item_list_initial_sort_key | 案件一覧を表示するときの,初期ソート項目を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
registrationTime |
hptl_jp1_imss_item_list_initial_sort_order | 案件一覧を表示するときの,初期ソートの順序を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
desc |
hptl_jp1_imss_item_list_display_characters | 案件一覧の「タイトル」に表示する文字数を指定する。この文字数を超える部分については画面上「...」と表される。 指定できる値は1〜512の半角数字(整数)。 |
20 |
hptl_jp1_imss_item_list_display_number | 案件一覧に表示する,案件の件数を指定する。 指定できる値は1〜255の半角数字(整数)。ただし,デフォルト値の50のまま運用することを推奨する。 |
50 |
hptl_jp1_imss_jp1_aim | 案件項目「機器情報」を参照するため,JP1/NETM/AIMがインストールされたJP1/NETM/AIMサーバを指定する。 指定できる文字は,半角英数字と「.(ピリオド)」「:(コロン)」「-(ハイフン)」。 「,(コンマ)」区切りで最大255指定できる。 |
− |
hptl_jp1_imss_itemformlist_initial_sort_key | 案件フォーム一覧を表示するときの,初期ソート項目を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
itemFormProcessName |
hptl_jp1_imss_itemformlist_initial_sort_order | 案件フォーム一覧を表示するときの,初期ソートの順序を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
asc |
hptl_jp1_imss_extstatus_number | 使用できる拡張ステータスの数を指定する。 指定できる値は0〜40の範囲の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_pwblist_tree_default | メイン画面(案件一覧)のプロセスワークボード一覧で,初期表示時のツリーの展開状態を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
open |
ログの設定
指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-14 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(ログの設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_log_file_num | ログファイル(jp1imssmain数字.log)の面数を指定する。 指定できる値は1〜16の半角数字(整数)。 |
8 |
hptl_jp1_imss_log_file_size | ログファイル(jp1imssmain数字.log)のサイズをバイト換算で指定する。 指定できる値は4096〜2147483647の半角数字(整数)。 |
4194304 |
hptl_jp1_imss_log_level | ログファイル(jp1imssmain数字.log)の出力レベルを指定する。 指定できる値は-1〜1000の半角数字(整数)。 |
20 |
ログインの設定
指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-15 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(ログインの設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_login_working_manager | 作業管理ロールのユーザーがログインした場合に表示されるメイン画面を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
kpi |
hptl_jp1_imss_login_pwb_manager | プロセスワークボード管理ロールのユーザーがログインした場合に表示されるメイン画面を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
item |
hptl_jp1_imss_login_user_manager | ユーザー管理ロールのユーザーがログインした場合に表示されるメイン画面を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
item |
hptl_jp1_imss_login_else | システムロールに属さないユーザーがログインした場合に表示されるメイン画面を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
item |
hptl_jp1_imss_login_default | メイン画面(案件状況)に切り替えたときにデフォルトで表示される視点を指定する。 指定できる値を次に示す。
|
system |
案件の設定
指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-16 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(案件の設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_item_edit_lock_cancel | [案件編集]画面をWWWブラウザーの[×]ボタンから閉じた場合,案件の編集状態を解除するかどうかを指定する。 指定できる値を次に示す。
|
true |
hptl_jp1_imss_assigned_selection_checkbox | [案件作成]画面,[案件編集]画面を表示したときに,「ロールメンバ選択」チェックボックスを表示するかどうかを指定する。 指定できる値を次に示す。
|
hide |
hptl_jp1_imss_assigned_selection_initial | [案件作成]画面,[案件編集]画面を表示したときに,担当者をロールから選択するか,ロールに所属するメンバーから選択するかどうかを指定する。 指定できる値を次に示す。
|
role |
簡易検索の設定
指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-17 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(簡易検索の設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_research_simple_string_number | 簡易検索時に指定できる項目数を指定する。 指定できる値は1〜5の半角数字(整数)。 |
3 |
hptl_jp1_imss_research_simple_target | 簡易検索時の検索対象項目を指定する。項目は「,」で区切って5個まで指定できる。 指定できる項目を次に示す。
|
title,summary,situation |
入力補助機能の設定
指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-18 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(入力補助機能の設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_input_assist_target_max | 一つのプロセスワークボードで入力補助機能が設定できる案件フォームの項目数を指定する。 指定できる値は1〜100の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_input_assist_nominate_max | 一つの案件フォーム項目IDに対して指定できる入力候補値の上限数を指定する。 指定できる値は1〜100の半角数字(整数)。 |
30 |
hptl_jp1_imss_input_assist_nominate_string_max | 入力候補値として指定できる最大文字数を,バイト数に変換して指定する。 指定できる値は1〜512の半角数字(整数)。 |
128 |
hptl_jp1_imss_input_assist_pwb_list | 入力補助機能を使用するプロセスワークボードIDを「,」区切りで指定する。存在しないIDを指定した場合は,存在しないIDを無視する。 | − |
hptl_jp1_imss_item_popup_display_characters | [案件作成]画面,[案件編集]画面で表示される入力候補値の文字数を指定する。この文字数を超える部分については画面上「...」と表される。文字数は半角,全角を区別しないで,それぞれ1文字と数える。指定できる値は1〜255までの半角数字(整数)。ただし,[案件作成]画面,[案件編集]画面の大きさを考慮し,デフォルト値で指定することを推奨する。 | 15 |
案件集計機能の設定
この指定キーは,デフォルトでは記載されていません。必要に応じて追加してください。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
表14-19 システムプロパティファイルで設定できる指定キー一覧(案件集計機能の設定)
指定キー名 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_kpi_priority_code | 「最優先」の案件として集計する「優先度」のコード値を指定する。 この項目は,案件フォームをカスタマイズしたときに,必要に応じて指定する。 |
3 |
注意事項
定義例
JP1/NETM/AIMと連携するため,JP1/NETM/AIMサーバ(サーバ名:Server1)の設定をした場合の定義例を次に示します。なお,この定義例では,設定に必要な部分だけを抜き出しています。
#JP1/NETM/AIM連携の設定 hptl_jp1_imss_jp1_aim=Server1
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, 2008, Hitachi, Ltd.