JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド

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4.11.1 データベースのセットアップの検討

案件管理DBは,JP1/IM - Service Supportインストール後,jsssetup.batコマンドを実行することで,ほかのJP1/IM - Service Supportの環境設定(WWWサーバ関連の環境設定)とあわせてセットアップされます。

案件管理DBのセットアップ時には,ユーザー情報,ロール情報,および案件情報などの各種情報を格納する領域が確保されるため,十分なディスク容量が必要となります。また,これらの情報を登録,更新していくと,案件管理DBにデータが蓄積されていきます。案件管理DBに格納できる総データ量は,セットアップ時に定義するデータベースサイズが上限値となります。S(5ギガバイト),M(29ギガバイト),L(71ギガバイト),LL(152ギガバイト)の4種類から選択できます。システムの拡張性を考えて,余裕のあるサイズ設定にすることをお勧めします。

詳細については,「13. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。

注意事項
案件管理DBをセットアップしたあとで,案件管理DB内に格納されたデータを保持したままサイズを変更することはできません。サイズを変更する場合,案件管理DBの初期化をする必要があります。
詳細については,「4.11.2 データベースの初期化の検討」を参照してください。