JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
JP1/IM - Service Supportは,JP1以外の運用管理製品と次に示す連携ができます。
連携の概要を次の図に示します。
図3-6 JP1以外の運用管理製品との連携の概要
この図では,運用管理製品からJP1/IM - Service Supportに案件を自動登録しています。また,JP1/IM - Service Supportの画面から運用管理製品,ナレッジ管理製品の画面を呼び出し,各製品が管理する情報を参照しています。
JP1/IM - Service Supportに案件を登録する場合,画面から登録する方法と,jssitementryコマンドを使って登録する方法の二つがあります。連携製品から案件を登録する場合,jssitementryコマンドを使って登録することになります。jssitementryコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jssitementry(案件登録)」を参照してください。
なお,連携製品側からjssitementryコマンドを実行するには,連携製品側でその機能を実装する必要があります。また,何らかの事象を契機に,その事象に関する情報を案件情報として自動登録するには,その機能も連携製品側で実装する必要があります(JP1製品ではJP1/IM - Managerがこれらの機能を実装しています)。
連携製品から案件を登録する場合には,連携製品側に該当する機能があるか確認してください。
JP1/IM - Service Supportには,画面に表示される案件の項目「関連情報」から関連情報が掲載されている画面を呼び出す機能があります。この機能を利用して連携製品の管理情報を参照できます。
なお,JP1/IM - Service Supportは,WWWブラウザーを利用するWWWアプリケーションです。このため,JP1/IM - Service Supportから連携製品の管理情報を参照する場合,連携製品がWWWブラウザーから管理情報を参照できる機能を実装している必要があります。
JP1/IM - Service Supportからの連携製品の管理情報を参照する場合には,連携製品側に該当する機能があるか確認してください。
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