JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

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JP1/IM - RL動作設定ファイル(jp1rm_execrule_0800.conf)

形式

[ホスト名\JP1RULE]
"RULE_EXEC_USER"="JP1ユーザー名"

ファイル

jp1rm_execrule_0800.conf
jp1rm_execrule_0800.conf.model(モデルファイル)

格納先フォルダ

IM - RLパス\conf\
共有フォルダ\JP1RULE\conf\(クラスタ運用時)

説明

JP1/IM - RLのルールの実行についての動作環境を設定するファイルです。JP1/IM - RLに接続してルールの実行を開始するユーザーのJP1ユーザー名を定義します。JP1/IM - RLでルールの運用を開始する前にこの定義をする必要があります。

定義の反映時期

この定義ファイルを引数に指定してjbssetcnfコマンドを実行したあとのルール実行から有効になります。

記述内容

[ホスト名\JP1RULE]
JP1/IM - RLの環境設定についてのセクションです。
ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名にします。

"RULE_EXEC_USER"="JP1ユーザー名"
JP1/IM - RLに接続してルールの実行を開始するユーザーのJP1ユーザー名を指定します。指定できるJP1ユーザーは,JP1/IM - RLの認証サーバに登録されているユーザーで,「JP1_Rule_Admin」権限,「JP1_Rule_Manager」権限,または「JP1_Rule_Operator」権限があるユーザーです。
「JP1_Rule_Admin」権限がないユーザーを指定した場合は,そのユーザーに参照権限がないJP1資源グループを指定して作成されたルールは,実行されません。
この項目が設定されていない場合,またはJP1ユーザー名として空白が指定されている場合は,ルール実行の開始時に,次のように処理されます。
  • JP1/IM - RLが稼働しているホストの環境変数でJP1_USERNAMEが設定されている場合
    JP1_USERNAME環境変数に設定されているJP1ユーザー名を使用してルールの実行が開始されます。
  • JP1/IM - RLが稼働しているホストの環境変数でJP1_USERNAMEが設定されていない場合
    ルールの実行開始時にJP1ユーザー名を特定できないため,ルールの実行開始処理がエラーになり,ルールが実行されません。

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