JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


ルール実行時イベント発行設定ファイル(jp1rm_element_evsend_V8.conf)

形式

[ホスト名\JP1RULE]
"EVSEND_ELEMENT_START"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_NORMALEND"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_ABNORMALEND"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_KILLED"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_UNKNOWN"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_COMMANDEXECUTION"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_JUDGMENT"=dword:16進数値
"EVSEND_ELEMENT_ACTION"=dword:16進数値

ファイル

jp1rm_element_evsend_V8.conf
jp1rm_element_evsend_V8.conf.model(モデルファイル)

格納先フォルダ

IM - RLパス\conf\
共有フォルダ\JP1RULE\conf\(クラスタ運用時)

説明

JP1/IM - RLでのルール実行時に実行対象となっているルールエレメントが開始または終了したときにJP1イベントを発行するかどうかをルールエレメント種別ごとに設定するファイルです。

実行対象のルールエレメントの開始・終了時にJP1イベントを発行することによって,JP1/IM - View(セントラルコンソール・ビューアー)を使用して,ルールの実行経過を簡易に監視できるようになります。

JP1/IM - RLのデフォルトの設定では,ルールエレメントの開始・終了時にJP1イベントは発行しない設定となっているため,必要に応じてルールエレメントの開始・終了時にJP1イベントを発行するように設定してください。設定を変更する場合は,モデルファイルをコピーして,内容を編集してください。

定義の反映時期

この定義ファイルを引数に指定してjbssetcnfコマンドを実行したあと,次の場合に設定が有効になります。

記述内容

16進数値は,次のどちらかで指定してください。

[ホスト名\JP1RULE]
JP1/IM - RLの環境設定についてのセクションです。
ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。

"EVSEND_ELEMENT_START"=dword:16進数値
値を1に設定すると,ルール実行時に実行対象のルールエレメントの実行を開始したときにJP1イベントが発行されます。デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_NORMALEND"=dword:16進数値
値を1に設定すると,ルール実行時に実行対象のルールエレメントの実行が正常終了したときにJP1イベントが発行されます。デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_ABNORMALEND"=dword:16進数値
値を1に設定すると,ルール実行時に実行対象のルールエレメントの実行が異常終了したときにJP1イベントが発行されます。デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_KILLED"=dword:16進数値
値を1に設定すると,ルール実行時に実行対象のルールエレメントの実行が強制終了したときにJP1イベントが発行されます。デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_UNKNOWN"=dword:16進数値
値を1に設定すると,ルール実行時に実行対象のルールエレメントの実行が終了状態不明となったときにJP1イベントが発行されます。デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_COMMANDEXECUTION"=dword:16進数値
値を1に設定すると,次の場合にJP1イベントが発行されます。
  • "EVSEND_ELEMENT_START"の指定が1の場合に,ルール実行時にコマンド実行ルールエレメントの実行が開始したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_NORMALEND"の指定が1の場合に,ルール実行時にコマンド実行ルールエレメントの実行が正常終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_ABNORMALEND"の指定が1の場合に,ルール実行時にコマンド実行ルールエレメントの実行が異常終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_KILLED"の指定が1の場合に,ルール実行時にコマンド実行ルールエレメントの実行が強制終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_UNKNOWN"の指定が1の場合に,ルール実行時にコマンド実行ルールエレメントの実行が終了状態不明となったとき
デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_JUDGMENT"=dword:16進数値
値を1に設定すると,次の場合にJP1イベントが発行されます。
  • "EVSEND_ELEMENT_START"の指定が1の場合に,ルール実行時に判断待ちルールエレメントの実行が開始したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_NORMALEND"の指定が1の場合に,ルール実行時に判断待ちルールエレメントの実行が正常終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_ABNORMALEND"の指定が1の場合に,ルール実行時に判断待ちルールエレメントの実行が異常終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_KILLED"の指定が1の場合に,ルール実行時に判断待ちルールエレメントの実行が強制終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_UNKNOWN"の指定が1の場合に,ルール実行時に判断待ちルールエレメントの実行が終了状態不明となったとき
デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

"EVSEND_ELEMENT_ACTION"=dword:16進数値
値を1に設定すると,次の場合にJP1イベントが発行されます。
  • "EVSEND_ELEMENT_START"の指定が1の場合に,ルール実行時に対処(コマンド)ルールエレメントの実行が開始したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_NORMALEND"の指定が1の場合に,ルール実行時に対処(コマンド)ルールエレメントの実行が正常終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_ABNORMALEND"の指定が1の場合に,ルール実行時に対処(コマンド)ルールエレメントの実行が異常終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_KILLED"の指定が1の場合に,ルール実行時に対処(コマンド)ルールエレメントの実行が強制終了したとき
  • "EVSEND_ELEMENT_UNKNOWN"の指定が1の場合に,ルール実行時に対処(コマンド)ルールエレメントの実行が終了状態不明となったとき
デフォルトは0で,JP1イベントは発行されません。

注意事項

この設定は,実行されるすべてのルールに対して有効となります。したがって,システム全体でのJP1イベントの発行数を考慮して,発行対象とする条件を設定してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.