JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

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jrmapplyrule

機能

メイン画面の[ルール運用]ページに登録されたルールの適用または適用解除を行います。

形式

jrmapplyrule [-h 論理ホスト名]
             [-n]
             [-s]
              ルールパス名 [ルールパス名] [ルールパス名]

実行権限

Administrators権限

格納先フォルダ

IM - RLパス\bin\

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,論理ホストを指定します。クラスタシステムを使用していない場合には,指定は不要です。省略した場合は,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを設定していない場合は,物理ホスト名が仮定されます。

-n

指定したルールの適用状態を解除する場合に指定します。

-s

このコマンドの実行時に,指定したルールがすでに適用状態だった場合,適用状態のルールを除く残りのルールを適用します。適用解除の場合も同様に,適用解除されているルールを除く残りのルールの適用状態を解除します。

指定したルールが存在しない場合は,それ以外のルールを適用または適用解除します。

このオプションを省略した場合で,指定したルールの中にすでに適用または適用解除されているルールがあるとき,または存在しないルールがあるときは,指定したルールを一つも適用または適用解除しないでコマンドが異常終了します。

ルールパス名

適用または適用解除するルールのパス名を,/RuleOperationを含めた絶対パス形式で指定します。指定できるルールは,[ルール運用]ページに登録されたルールまたはルール運用グループです。

ルール名およびルール運用グループ名を合計100個まで指定できます。それぞれのルール名,ルール運用グループ名は空白文字によって区切ってください。ルール運用グループを指定した場合,配下のルールおよび配下のサブグループのすべてのルールが対象となります。なお,複数個指定した場合,指定した順序で適用または適用解除をします。ルール運用グループを指定した場合は,グループ内のルール名の昇順に適用または適用解除をします。

ルール名またはルール運用グループ名に空白文字が含まれる場合は,「"」で囲んで指定してください。

注意事項

jrmapplyruleコマンドで,ルールの適用または適用解除をした場合,次に示すJP1イベントのイベント属性「USER_NAME」には空文字が出力されます。詳細は,「11. JP1イベント」を参照してください。

戻り値

0 正常終了
1 指定した一部のルールまたはすべてのルールが,すでに適用・適用解除されている
2 指定した一部のルールまたはすべてのルールが存在しない
3 適用ルールの上限数に達したため適用できない
上記以外 異常終了

使用例

「/RuleOperation/samplerule1」「/RuleOperation/samplerule2」を適用状態にします。

jrmapplyrule /RuleOperation/samplerule1 /RuleOperation/samplerule2

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