JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


jrm_spmd_status

機能

プロセス群の起動状態を表示します。

形式

jrm_spmd_status [-h 論理ホスト名]
                [-t タイムアウト時間]

実行権限

Administrators権限

格納先フォルダ

IM - RLパス\bin\

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。クラスタシステムを使用していない場合には,指定は不要です。指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。省略した場合は,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合は,物理ホスト名が仮定されます。

-t タイムアウト時間

jrm_spmd_statusコマンドの実行終了を待つ時間を秒単位で指定します。指定できる値は,0〜32,767(単位:秒)です。デフォルトは,60秒です。指定した時間内にjrm_spmd_statusコマンドの実行が終わらない場合は,jrm_spmd_statusコマンドの実行が失敗したと見なします。

注意事項

同一ホスト上で複数のjrm_spmd_statusコマンドを同時に実行することはできません。

戻り値

0 すべてのプロセスが起動している
1 異常終了
4 一部のプロセスが起動している
8 すべて停止している
12 要求処理中(リトライ可能)

使用例

sampleという論理ホストの状態を取得します。実行終了までの待ち時間は20秒以内とします。

jrm_spmd_status -h sample -t 20

正常に動作している場合の表示例を次に示します。

c:\>jrm_spmd_status
KAVB3690-I JP1_RuleManager の状態通知処理を開始します
稼働中のプロセスを表示します
プロセス名称 プロセスID
   jrmmain    3672
KAVB3691-I プロセスは全て起動しています

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.