JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
JP1/IM - RLおよびJP1/IM - View(ルールオペレーション・ビューアー)の設定情報をリカバリーする手順について説明します。
- <この項の構成>
- (1) JP1/IM - RLのリカバリー
- (2) JP1/IM - Viewのリカバリー
(1) JP1/IM - RLのリカバリー
JP1/IM - RLをリカバリーする前に,次のことを確認してください。
- 実行中のルールインスタンス(判断待ち状態を除く)がないことを確認する。
実行中のルールインスタンスがある場合,バックアップデータにはそのルールインスタンスの情報が含まれていない可能性が高いため,JP1/IM - RLのサービスの再起動時にそのルールインスタンスが消えてしまいます。実行中のルールインスタンスがある場合は,実行終了を待ってください。
- JP1/IM - RLをリカバリーする前に,JP1/Baseをリカバリーする。
JP1/Baseをリカバリーする方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- JP1/IM - RLのバックアップを取得後,JP1/IM - RL以外のJP1製品の環境設定を変更した場合は,JP1/IM - RLのリカバリー後に,再度環境設定を変更してください。
JP1/IM - RLの設定情報をリカバリーする手順を次に示します。
- JP1/IM - RLを停止する。
- jbssetcnfのコマンドを実行して,共通定義情報をリカバリーする。
jbssetcnf 退避ファイル名- 退避したJP1/IM - RLの設定情報のデータを元のフォルダに配置する。
クラスタ環境の場合はIM - RLパスを共有フォルダ\JP1RULEに置き換えてください。
- 環境設定情報:IM - RLパス\conf\
- ルール情報:IM - RLパス\data\
- 一時フォルダ:IM - RLパス\work\
- バックアップ取得後の差分情報としてルール情報をバックアップした場合は,そのデータを元のフォルダに配置する。
クラスタ環境の場合はIM - RLパスを共有フォルダ\JP1RULEに置き換えてください。
- ルールの定義内容が変更になった場合
IM - RLパス\data\definition\
- ルールの登録状態が変更になった場合
IM - RLパス\data\operation\
IM - RLパス\data\result\
- ルールの適用状態が変更になった場合
IM - RLパス\data\registration\
IM - RLパス\data\operation\
IM - RLパス\work\
- ルール実行結果の状態が変更になった場合
IM - RLパス\data\result\
- JP1/IM - RLのサービスを起動する。
(2) JP1/IM - Viewのリカバリー
JP1/IM - View(ルールオペレーション・ビューアー)の設定情報をリカバリーする手順を次に示します。
- JP1/IM - Viewを停止する。
- 退避したファイルを元のフォルダに配置する。
- ルールオペレーション・ビューアー動作定義ファイル
Viewパス\conf\jrmview\jrmview.conf
- JP1/IM - Viewを起動する。
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