JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
クラスタシステムでの運用開始後に実行系サーバの設定を変更した場合には,その内容を待機系サーバにも反映して同期をとる必要があります。同期をとらないと,フェールオーバーしたときに実行系サーバの動作と待機系サーバの動作が変わってしまうことがあります。
次に示す場合には,実行系サーバおよび待機系サーバの両サーバでの設定変更をしてください。
- <この項の構成>
- (1) ファイルでの設定変更
(1) ファイルでの設定変更
次のファイルを編集し,jbssetcnfコマンドで設定を有効にした場合には,実行系サーバから待機系サーバに共通定義情報をコピーする必要があります。
- IMパラメーター定義ファイル(jp1rm_param_V8.conf)
- JP1/IM - RL動作設定ファイル(jp1rm_execrule_0800.conf)
- コマンド制御設定ファイル(jp1rm_command_exec_env_V8.conf)
- ルール実行結果数しきい値設定ファイル(jp1rm_instance_control_V8.conf)
- ルール実行時イベント発行設定ファイル(jp1rm_element_evsend_V8.conf)
セットアップ手順の「4.2.2(4) 共通定義情報のコピー」で説明した手順で,共通定義情報をコピーするようにしてください。
なお,共通定義情報にはJP1/IM - RL,JP1/Base,JP1/IM - Manager,JP1/IM - CM,JP1/AJS2の設定情報が格納されています。論理ホストにこれらの製品がセットアップされている場合は,設定情報が一緒にコピーされます。
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