JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
JP1/IM - RLは,クラスタシステムでの運用に対応しています。JP1/IM - RLをクラスタ運用することで,サーバ障害などが発生した場合でも実行系から待機系に処理を引き継いで,システム運用管理を継続することができます。
クラスタシステムでJP1/IM - RLを運用する場合は,次のような構成で運用します。
図4-1 クラスタシステムでのJP1/IM - RLの構成例
図は,JP1/IM - ManagerホストとJP1/IM - RLホストをクラスタ運用した場合のシステム構成です。実行系サーバに障害が起きると,待機系サーバへフェールオーバーします。
ここでは,JP1/IM - RLのクラスタシステムでの運用について,クラスタシステムの概要からJP1/IM - RLの機能について順に説明します。
- 注意
- JP1/IM - RLをクラスタ運用する場合,JP1/IM - RLとJP1/Baseを同じ論理ホスト環境で実行する必要があります。
JP1/Baseのクラスタ運用については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のクラスタシステムで運用する場合の設定に関する説明を参照してください。
- <この節の構成>
- 4.1.1 クラスタシステムの概要
- 4.1.2 クラスタ運用の前提条件
- 4.1.3 クラスタシステムでのJP1/IM - RLの構成
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.