JP1/Base 運用ガイド

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7.4.2 SNMPトラップ変換機能を使用する前に

SNMPトラップ変換機能を使用する前に知っておくべきことについて説明します。

<この項の構成>
(1) 動作環境
(2) 変換できるSNMPトラップ
(3) 注意事項

(1) 動作環境

SNMPトラップ変換機能を使用するための動作環境を次に示します。

(2) 変換できるSNMPトラップ

SNMPトラップ変換機能では,変換したいSNMPトラップの条件として,フィルターファイル(snmpfilter.conf)にイベント変換対象とするエンタープライズ名およびイベント名を指定します。また,イベント変換対象外とするエンタープライズ名およびイベント名も指定できます。フィルターファイル(snmpfilter.conf)に定義した内容がNNMのtrapd.confに定義されているエンタープライズ名およびイベント名と完全に一致するものが変換対象となります。フィルターファイルに定義するエンタープライズ名およびイベント名は,trapd.confに定義されているエンタープライズ名およびイベント名と完全に一致させてください。なお,trapd.confは,NNMが起動する言語環境によって異なるため注意してください。

SNMPトラップ変換機能は,trapd.confから変換対象のSNMPトラップの情報を取得してJP1イベントに変換します。取得する情報は,メッセージ,重要度,エンタープライズ名,エンタープライズID,オブジェクト名,オブジェクトID,およびソースリストです。

変換できるSNMPトラップの条件を次に示します。

なお,次に示すNNM内部で使用されるSNMPトラップはJP1イベントに変換できません。

(3) 注意事項

SNMPトラップ変換機能を使用する際の注意事項を次に示します。

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