JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


13.3.2 JP1の情報

JP1に関する次の情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。なお,JP1/IM - CMの資料採取ツール(jcm_log.bat)とJP/IM - Viewの資料採取ツール(jcoview_log.bat)では,採取できる資料が異なります。JP1/IM - CMの資料採取ツール(jcm_log.bat)で採取するJP1の情報を次の表に示します。

表13-7 JP1の情報(jcm_log.batで採取できる資料)

情報の種類 採取資料 ファイル名※1
JP1/IM - CM,JP1/Base共通 統合トレースログ システムドライブ:ProgramFiles\Hitachi\HNTRLib2\spool デフォルトで以下のファイル
hntr2[1|2|3|4].log
共通定義情報 レジストリHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\HITACHIの内容をregeditコマンドで採取した結果 hitachi_reg.txt
JP1/IM - CM,JP1/Baseのバインド状況 netstat -naの実行結果 netstat.log
ネットワークアドレス解決のためのホスト名 jbsgethostbynameの実行結果 jbsgethostbyname.log
JP1/IM - CM ログ情報 CMasterパス\log\以下のファイル 左記ファイルのコピーファイル
共有フォルダ\JP1CMaster\log\以下のファイル※2 左記ファイルのコピーファイル
環境設定情報
  • CMasterパス\conf\以下のファイル
  • CMasterパス\default\以下のファイル
左記ファイルのコピーファイル
共有フォルダ\JP1CMaster\conf\以下のファイル※2 左記ファイルのコピーファイル
ファイル一覧 dir /s CMasterパスの実行結果 dir_jp1cm.log
dir /s 共有フォルダ\JP1CMasterの実行結果※2 dir_論理ホスト名_jp1cm.log
バージョン情報 システムドライブ:\Program Files\InstallShield Installation Information\{7042908F-70A0-45D4-9D29-4B39D47C4F12}\setup.ilg,setup.ini cm_setup.ilg,cm_setup.ini
パッチ情報 CMasterパス\Patchlog.txt Patchlog_jp1cm.txt
JP1/Base ログ情報 Baseパス\log\以下のファイル 左記ファイルのコピーファイル
共有フォルダ\JP1Base\log\以下のファイル※2 左記ファイルのコピーファイル
環境設定情報
  • Baseパス\conf\以下のファイル
  • Baseパス\default\以下のファイル
左記ファイルのコピーファイル
共有フォルダ\JP1Base\conf\以下のファイル※2 左記ファイルのコピーファイル
イベントログ Baseパスsys\以下のファイル 左記ファイルのコピーファイル
共有フォルダ\JP1Base\event\以下のファイル※2 左記ファイルのコピーファイル
ファイル一覧 dir /s Baseパスの実行結果 dir_jp1base.log
dir /s 共有フォルダ\JP1Baseの実行結果※2 論理ホスト名_jp1base.log
バージョン情報 システムドライブ:\Program Files\InstallShield Installation Information{F8C71F7C-E5DE-11D3-A21E-006097C00EBC}\setup.ilg,setup.ini base_setup.ilg,base_setup.ini
パッチ情報 Baseパス\Patchlog.txt Patchlog_jp1base.txt

注※1 資料採取ツールを実行したあとの格納先でのファイル名です。格納先については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス jcm_log.bat」(2. コマンド)を参照してください。

注※2 論理ホスト(クラスタ)環境の資料を採取する際に採取できます。


JP1/IM - Viewの資料採取ツール(jcoview_log.bat)で採取するJP1の情報を次の表に示します。

表13-8 JP1の情報(jcoview_log.batで採取できる資料)

情報の種類 採取資料 ファイル名※1
統合トレースログ システムドライブ:ProgramFiles\Hitachi\HNTRLib2\spool デフォルトで以下のファイル
hntr2[1|2|3|4].log
パッチ情報 Viewパス\Patchlog.txt Patchlog_jp1coview.txt
設定および定義ファイル Viewパス\conf\以下のファイル 左記ファイルのコピーファイル
Windows Vista限定
システムドライブ:\ProgramData\HITACHI\JP1\JP1_DEFAULT\JP1CoView\conf\以下のファイル
左記ファイルのコピーファイル
共通定義情報 Viewパス\default\以下のファイル 左記ファイルのコピーファイル
ログファイル Windows Vista以外の場合
Viewパス\log\以下のファイル
左記ファイルのコピーファイル
Windows Vistaの場合
システムドライブ:\ProgramData\HITACHI\JP1\JP1_DEFAULT\JP1CoView\log\以下のファイル
左記ファイルのコピーファイル

注※1 資料採取ツールを実行したあとの格納先でのファイル名です。格納先については,「JP1Integrated Management - Central Information Master リファレンス jcoview_log.bat」(2. コマンド)を参照してください。


[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.