JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド
論理システムとリソースパックの割り当て機能は,論理システムとリソースパックのマッピング情報を定義します。
- <この項の構成>
- (1) 論理システムとリソースパックの割り当てと定義方法
- (2) 論理システムへのリソースパックの割り当て
- (3) 論理システムとリソースパックの割り当て解除
(1) 論理システムとリソースパックの割り当てと定義方法
論理システムとリソースパックの割り当て機能と定義方法を次の表に示します。
項番 機能 定義方法※ GUI 情報収集 インポート 1 論理システムへのリソースパックの割り当て ○ - - 2 論理システムからのリソースパックの割り当て解除 ○ - -
- (凡例)
- ○:定義できる
- -:定義できない
注※ GUI,情報収集,インポートの定義方法については,「3.1.2 構成情報の定義方法」を参照してください。
論理システムへのリソースパックの割り当てについて説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムにリソースパックを割り当てできます。
- 業務管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システム,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムです。また,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されているリソースパック,またはJP1資源グループ名が設定されていないリソースパックです。
- 割り当ての規則
- 論理システムにリソースパックを割り当てると,論理システムとリソースパックのマッピング情報が生成されます。
- 一つの論理システムに対して一つのリソースパックを割り当てます。
論理システムとリソースパックの割り当ての解除について説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムとリソースパックの割り当てを解除できます。
- 業務管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システム,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムです。また,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されているリソースパック,またはJP1資源グループ名が設定されていないリソースパックです。
- 割り当て解除の規則
- 論理システムとリソースパックの割り当てを削除する場合,論理システムのすべての仮想ホストとリソースパック内の物理リソースの割り当てが解除されていなければなりません。
- 同時に複数の論理システムとリソースパックの割り当てを解除できません。
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