JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド
物理ホストに関連づけられるソフトウェアを定義したり,物理ホストにソフトウェアを割り当てたりします。
- <この項の構成>
- (1) ソフトウェアの定義機能と定義方法
ソフトウェアの定義機能と定義方法を次の表に示します。
項番 機能 定義方法※ GUI 情報収集 インポート 1 ソフトウェアの新規作成 ○ - - 2 ソフトウェアの変更 ○ - - 3 ソフトウェアの削除 ○ - - 4 物理ホストへのソフトウェアの割り当て ○ - - 5 物理ホストへのソフトウェアの割り当て解除 ○ - -
- (凡例)
- ○:定義できる
- -:定義できない
注※ GUI,情報収集,インポートの定義方法については,「3.1.2 構成情報の定義方法」を参照してください。
ソフトウェアの新規作成について説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,ソフトウェアを新規に作成できます。
- インフラ管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。
- 作成規則
- 同一ソフトウェア名および同一バージョン情報のソフトウェアは定義できません。
- 「ソフトウェア名:バージョン情報」の名称を持つ,リソースパック,物理ホスト,NIC情報,ネットワーク情報,ロードバランサ,バインド情報,論理サービス情報,および物理サービス情報は作成できません。
- ソフトウェアの作成時に設定する項目とその内容を示します。
項番 設定項目 内容 必須/任意 1 ソフトウェア名 ソフトウェアの名称を設定します。 必須 2 バージョン情報 ソフトウェアのバージョンを設定します。 任意 ソフトウェアの変更について説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲でソフトウェア名,バージョン情報を変更できます。
- インフラ管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。
ソフトウェアの削除について説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で既存のソフトウェアを削除できます。
- インフラ管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。
- 削除規則
- 同時に複数のソフトウェアを削除できません。
- ソフトウェアの削除時の削除対象範囲を次に示します。
物理ホストへのソフトウェアの割り当てについて説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で物理ホストにソフトウェアを割り当てできます。
- インフラ管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。
- 割り当ての規則
- 物理ホストにソフトウェアを割り当てる場合,物理ホストのプロパティ画面からソフトウェア一覧を表示して割り当てます。
- 物理ホストにソフトウェアを割り当てると,その物理ホストとソフトウェアとのマッピング情報が生成されます。
- 一つの物理ホストに対して,複数のソフトウェアを割り当てることができます。一つの物理ホストに対して,同一のソフトウェアを重複して割り当てることはできません。
- 一つのソフトウェアを複数の物理ホストに対して割り当てることができます。
物理ホストからのソフトウェアの割り当ての解除について説明します。
- アクセス権限
- 次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で物理ホストからソフトウェアの割り当てを解除できます。
- インフラ管理者権限
- システム管理者権限
- アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。
- 割り当て解除の規則
- 物理ホストからソフトウェアの割り当てを解除すると,その物理ホストとソフトウェアとのマッピング情報が削除されます。
- 同時に複数の物理ホストとソフトウェアの割り当てを解除できません。
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