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付録E.4 差分情報ファイル

差分情報ファイルは,FDLフォーマット又はDTDフォーマットのマージ前後の差分情報を記述したファイルです。差分情報ファイルは,MDLエディタのマージコマンドで出力します。

<この項の構成>
(1) 記述形式
(2) 属性項目比較の記述形式
(3) 値定義比較/列挙値比較の記述形式
(4) 記述例

(1) 記述形式

差分情報ファイルの記述形式を次に示します。

図E-3 差分情報ファイルの記述形式

[図データ]

(a) フォーマット属性項目の比較(FORMAT)

[FORMAT]以下に出力される項目を次に示します。

[図データ]

(b) 型属性項目の比較(TYPE)

[TYPE]以下に出力される項目を次に示します。

[図データ]

(c) セパレータ属性項目の比較(SEPARATOR)

[SEPARATOR]以下に出力される項目は,型情報の「型」を「セパレータ」に置き換えた内容と同じです。

(d) 変数属性項目の比較(VARIABLE)

[VARIABLE]以下に出力される項目は,型情報の「型」を「変数」に置き換えた内容と同じです。

(e) 構造属性項目,コンポーネント属性項目およびXML属性項目の比較(STRUCT)

[STRUCT]以下に出力される項目を次に示します。

[図データ]

(f) 注意事項

差分情報ファイルに出力される各情報の注意事項を次に示します。

(2) 属性項目比較の記述形式

各属性項目の差分情報の記述形式を次に示します。なお,差分がない場合は出力されません。

 
項目タイトル:
(TAB)[b] 変更前の内容
(TAB)[a] 変更後の内容
 

(凡例)
(TAB):タブを表します。
[b]:変更前を表します。
[a]:変更後を表します。
 

(3) 値定義比較/列挙値比較の記述形式

値定義比較/列挙値比較の記述形式を次に示します。マージ前後の両方のフォーマットで値が定義されている場合に出力されます。

[図データ]

(凡例)
(TAB):タブを表します。
[b]:変更前を表します。
[a]:変更後を表します。

注※
値エラーチェック解除指定は,[値定義]ダイアログで「他の値が現れてもエラーにしない」を選択した場合に記述されます。選択しない場合は空欄になります。

(4) 記述例

差分情報ファイルの記述例を次に示します。

[図データ]

[図データ]