uCosminexus Interschema ユーザーズガイド

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付録D Interschemaバージョン1との互換API

Interschemaバージョン1との互換APIについて説明します。

互換APIの使用は,Interschemaバージョン1から使用しているユーザが対象です。新しくAPIを作成する場合には,データ変換処理APIを使用します。データ変換処理APIの概要については,「8. インタフェース」を参照してください。データ変換処理APIの詳細については,「9. データ変換処理API(C言語)」又は「10. データ変換処理API(Java言語)」を参照してください。

Interschemaバージョン1との互換APIは,Interschemaバージョン1で使用しているデータ変換処理APIです。

この互換APIと8章,9章,及び10章のデータ変換処理APIは,混在させて使用することはできません。

次に互換APIの関数一覧を示します。

表D-1 互換APIの関数一覧

関数名 機能概要
ETtransInit トランスレータの初期化
ETtransLoadMap MDLファイルのロード
ETtransExec トランスレータの起動
ETtransUnLoadMap MDLファイルのアンロード
ETtransEnd トランスレータの終了
ETtransInitT 変換処理の初期化
ETtransExecT 変換処理の実行
ETtransEndT 変換処理の終了

注※
変換処理の実行単位でスレッド化する場合に使用します。

互換APIの関数の実行順序を,次に示します。

図D-1 互換APIの関数の実行順序

[図データ]

互換APIの関数は,マルチスレッドでのデータ変換に使用できます。ただし,次の点に注意してください。

互換APIの関数の仕様については,次の順序で説明します。

形式
関数の記述形式を示します。

引数
関数の引数及び入出力の種別を示します。

説明
関数の機能について説明します。

戻り値
関数の戻り値を示します。
<この節の構成>
付録D.1 ETtransInit(トランスレータの初期化)
付録D.2 ETtransLoadMap(MDLファイルのロード)
付録D.3 ETtransExec(トランスレータの起動)
付録D.4 ETtransUnLoadMap(MDLファイルのアンロード)
付録D.5 ETtransEnd(トランスレータの終了)
付録D.6 ETtransInitT(変換処理の初期化)
付録D.7 ETtransExecT(変換処理の実行)
付録D.8 ETtransEndT(変換処理の終了)
付録D.9 互換APIの使用例