uCosminexus Interschema ユーザーズガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録C.1 トランスレータの機能差異

Windows版とワークステーションのOSのトランスレータとの機能差異を次に示します。Windows版とワークステーションのOSとの機能差異に注意して,トランスレータを使用してください。

表C-1 トランスレータの機能差異

項番 内容 Windows版 ワークステーションのOS
1 インストールパス レジストリによる設定に従います。 環境変数INTERSCHEMAで設定します。未設定時は「/opt/hitachi/interschema」が想定されます。
2 ファイル名の指定
  • 空白を含むファイル,又はフォルダ名をパラメタとして指定する場合,項目全体を「"」で囲みます(パラメタ指定は除く)。

  • 同左。また,ファイル名に「"」又は「\」を含む場合は,「\」をエスケープ文字とします。
  • ファイル名は,256バイト以内に制限されます。
3 ユーザ組み込み関数の定義方法
  • ユーザが組み込み関数機能を実装したDLLを作成し,トランスレータ実行時に動的にバインドします。
  • DLLパスは,システム情報ファイルettrans.iniの[Usefunc_DllPath]セクションに記述します。

  • 共用ライブラリのバインドです。
  • パスは[Usefunc_SlPath]セクションに記述します。
  • システム情報ファイルサイズの上限はありません。
4 ログファイル 変換日時,スレッドID,戻り値,エラーメッセージ,及び付加情報を出力します。 左記の内容に加えてプロセスIDが出力されます。