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12.2.2 CSVフォーマットの作成

CSVフォーマットを作成するときの注意事項について説明します。

CSVフォーマットでは,型のサイズを可変長にして,不要文字削除指定を設定しておく必要があります。文字コードには初期値(JIS8,SJIS)を,セパレータには予約セパレータ(#Comma又は#Linefeed)を利用することをお勧めします。また,原則として,次に示す型を使用してください。

CSVフォーマットでは,数値型の小数点及び指数記号に「"」を使用したり,桁セパレータを定義したりしないでください。

次に,FDLファイルの検証時に,エラー又はワーニングエラーとなる場合について説明します。

エラーとなる場合
  • データに解放文字(「?」など)が含まれていると,FDLファイルの検証時にエラーとなります。CSVフォーマットでは解放文字を使用しないようにしてください。

ワーニングエラーとなる場合
  • 型の文字コードとセパレータの文字コードが一致しないと,フォーマットの検証時にワーニングエラーとなります。
  • フォーマットに文字列型数値以外の数値型,又はバイト列型が含まれていると,フォーマットの検証時にワーニングエラーとなります。文字列型数値以外の数値型(符号付2進整数など),及びバイト列型は使用しないようにしてください。