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11.3 システム情報ファイル「ettrans.ini」の定義

ユーザ組み込み関数は,システム情報ファイル「ettrans.ini」に定義します。

ワークステーションのOSの場合,システム情報ファイルは,システムがサポートする実行環境のロケールに対応したコードで記述してください。

システム情報ファイル「ettrans.ini」で定義が必要なセクションを次に示します。

表11-1 システム情報ファイル「ettrans.ini」で定義が必要なセクション

セクション トランスレータ FDLエディタ及びMDLエディタ
C言語の出口関数(
Windowsの場合)
C言語の出口関数(ワークステーションのOSの場合) Java言語の出口関数
Userfunc_MaxId
Userfunc_Mapfunc
Userfunc_MapfuncGuide
Userfunc_ExitfuncName
Userfunc_DllPath
Userfunc_SlPath
Userfunc_JavaMethodName
Userfunc_Option

(凡例)
○:定義が必要なセクションです。
△:Java言語の出口関数を使用する場合に必要なセクションです。
−:該当しません(任意です)。

  • [Userfunc_JavaMethodName]セクションの下に有効なメソッド名が定義された関数IDを持つユーザ組み込み関数は,Java言語の出口関数として扱われます。
  • それ以外のユーザ組み込み関数は,C言語の出口関数として扱われます。
  • ただし,[Userfunc_ExitfuncName]セクション,又は[Userfunc_JavaMethodName]セクションに同じ関数IDを持つユーザ組み込み関数定義することはできません。

 

システム情報ファイル「ettrans.ini」の記述例を次に示します。

 

 

システム情報ファイル「ettrans.ini」の各セクションについて次に説明します。

<この節の構成>
11.3.1 [Userfunc_MaxId]セクション
11.3.2 [Userfunc_Mapfunc]セクション
11.3.3 [Userfunc_MapfuncGuide]セクション
11.3.4 [Userfunc_ExitfuncName]セクション
11.3.5 [Userfunc_DllPath]セクション
11.3.6 [Userfunc_SlPath]セクション
11.3.7 [Userfunc_JavaMethodName]セクション
11.3.8 [Userfunc_Option]セクション