uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
各文字コード間では,基本的に同じ種別間だけで変換できます。次に文字コード間での変換可否を示します。
表6-10 文字コード間での変換可否
入力側/出力側 | 1バイト文字コード | 2バイト文字コード | 1バイト/2バイト混在文字コード |
---|---|---|---|
1バイト文字コード | ○ | × | ○ |
2バイト文字コード | × | ○ | ○ |
1バイト/2バイト混在文字コード | △ | △ | ○ |
1バイト/2バイト混在文字コード型から1バイト文字コード型への変換は,文字列の内容がすべて1バイト文字の場合だけ変換できます。1バイト/2バイト混在文字コード型から2バイト文字コード型への変換についても同様です。
対象文字列中にユーザ定義文字(外字)がある場合で,コード変換が発生しないとき(入出力とも同じ文字コードのとき)は,そのままの値を受け付けます。文字コード変換が発生する場合は,不正文字の扱いとなります。なお,入出力がXMLの場合,トランスレータ内部ではUTF-16の扱いとなります。例えば,XML文書とローカルフォーマットが共にSJISである場合も,トランスレータ内部では文字コード変換が発生します。そのため,入出力がXMLの場合は注意してください。
また,EDI標準規格などと対応させて文字コードを使用する場合の注意事項について説明します。
XML文書として使用できる文字コードを次に示します。
XMLデータを変換する場合,XML文書のエンコーディングに関係なく,UTF-16へ変換してデータ変換されます。
CIIのバージョンによって,使用する文字コードが異なります。トランスレータは,CII1.51,CII2.10,及びCII3.00に対応しています。
原則としてJIS8,JISKを使用します。メッセージグループ・ヘッダ(MGH),メッセージグループ・トレーラ(MGT)は「JIS7A」を使用します。
CIIデータの送受信者間でローカルな協定が結ばれている場合だけ,その他の1バイト,2バイト文字コードが使用できます。
原則として,X属性に対してはJIS8を,K属性に対してはCJISを使用します。オプションとして,X属性に対してSJISを,K属性に対してUNICを使用できます。
CIIデータの送受信者間でローカルな協定が結ばれている場合だけ,その他の1バイト,2バイト文字コードが使用できます。
原則として,X属性に対してはJIS8を,K属性に対してはCJISを使用します。オプションとして,X属性に対してSJISを,K属性に対してSJISK又はUNICを使用できます。
CIIデータの送受信者間でローカルな協定が結ばれている場合だけ,その他の1バイト,2バイト文字コードが使用できます。
トランスレータが対応するUN/EDIFACTの文字セットと,文字セットに対応する文字コードは次のとおりです。
上記以外のラテン文字,日本語以外の2バイト文字コードなどのUN/EDIFACTの文字セットには,トランスレータは対応しません。
日本語(2バイト文字)を使用する項目を除き,Sea-NACCS EDI電文,Sea-NACCS EDIFACT電文ともに「JIS7A」を使用します。日本語(2バイト文字)を使用する項目は「EUC」を使用します。
必ず「JISE」を使用します。EDIFACTの文字セットはUNOXになります。
All Rights Reserved, Copyright (C) 2000, Information-technology Promotion Agency, Japan.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2005, 2008, Hitachi, Ltd.
All Rights Reserved, Copyright (C) 1985-1998, Microsoft Corporation.