uCosminexus Interschema ユーザーズガイド

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4.2 簡単なマッピング例

この節では,簡単なマッピングを定義しながら,MDLエディタの操作について説明します。

データの変換で一番多いのは,入力側の要素と出力側の要素とを1対1で対応付け,値を代入する方法です。FDLエディタの操作例で作成したフォーマットを使用して,値を代入するマッピングについて説明します。レングスタグ形式のフォーマット「SEPA1」のメッセージを,固定長形式のフォーマット「FIX1」のメッセージに変換するために,フォーマット間をマッピングし,MDLファイルを作成します。データの構造を図4-5に示します。

図4-5 フォーマットの構造

[図データ]

データの形式は異なりますが,要素名やツリー構造は同じです。

まず,フォーマットを読み込みます。

<この節の構成>
4.2.1 フォーマットの挿入
4.2.2 マップ式の定義
4.2.3 MDLの検証
4.2.4 MDLファイルの保存