Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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4.3 ベースパス情報を操作する

[ファイル共有設定]ポートレットを使用して,デフォルトまたはデフォルト以外のベースパス情報について,次の操作ができます。

デフォルトのベースパス情報とは,条件種別および条件値を設定しないベースパス情報のことです。デフォルト以外のベースパス情報とは,[ファイル共有設定]ポートレットを使用して,条件種別および条件値を設定したベースパス情報のことです。

なお,個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダでベースパスとして使用しているベースパス情報は削除できません。

ベースパス情報は,次の表に示す項目で構成されています。

表4-2 ベースパス情報を構成する項目

項目 説明
種別 ベースパスを設定するフォルダの種別のことです。個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダを指定します。
名前 ベースパス情報を識別する名前のことです。システムで一意な名前を指定します。
条件種別 ベースパスを設定する条件のことです。
種別が個人ルートフォルダおよびワークプレースルートフォルダの場合は,役職単位または所属組織単位を指定します。
種別がグループルートフォルダの場合は,組織ID単位を指定します。
条件値 ベースパスを設定する対象のことです。
種別が個人ルートフォルダおよびコミュニティルートフォルダの場合は,Collaboration - Directory Accessから取得できる役職名または所属組織名を指定します。
種別がグループルートフォルダの場合は,Collaboration - Directory Accessで組織IDを表すディレクトリサーバの設定値として指定した,ディレクトリサーバの属性の値を指定します。
パス 個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダのファイル実体を格納するパスを指定します。
最大予約可能容量 パスに対する最大予約可能容量を指定します。
予約量 パスに対する予約量です。
最大予約可能容量に対する空き容量 最大予約可能容量に対する空き容量です。
最大使用可能容量 パスに対する最大使用可能容量を指定します。
使用量 パスに対する使用量です。
最大使用可能容量に対する空き容量 最大使用可能容量に対する空き容量です。
使用数 ベースパス情報を使用している個人ルートフォルダの数,グループルートフォルダの数またはワークプレースルートフォルダの数です。
状態 ベースパス情報の状態です。
<この節の構成>
4.3.1 ベースパス情報を参照する
4.3.2 ベースパス情報を追加する
4.3.3 ベースパス情報を削除する
4.3.4 ベースパス情報を変更する