［ワークプレースのアクセス権］画面では，ワークプレースルートフォルダの下位ファイルおよびフォルダに対するアクセス権を，役割単位で設定します。コミュニティフォルダでは，ファイルまたはフォルダに対して個別にアクセス権を設定することはできません。

［ワークプレースのアクセス権］画面，および画面の各項目について説明します。

図3-35　［ワークプレースのアクセス権］画面

［▼］メニュー

メニューをクリックして表示されるドロップダウンリストから［ヘルプ］を選択すると，このマニュアル「Collaboration - File Sharing　ユーザーズガイド」が，別ウィンドウに表示されます。

URI領域

URI領域には，フォルダのWebサーバ上のパスが表示されます。

［役割］アンカー

役割の役割名をソートキーとして，ソートされています。デフォルトでは，役割名の昇順でソートされていて，クリックするごとに昇順・降順が入れ替わります。昇順の場合は▲が，降順の場合は▼が表示されます。

［更新］列，［作成／削除］列，または［アクセス権変更権］列のチェックボックスを設定後，［役割］アンカーをクリックしてソートすると，チェックボックスの状態が設定前に戻ります。

［役割］列

すべての役割名が表示されます。ポータル画面が日本語表示の場合は日本語の役割名が，英語表示の場合は英語の役割名が表示されます。役割名を取得できなかった場合は，「No Name」と表示されます。

各役割の詳細は，マニュアル「Collaboration - Online Community Management　ユーザーズガイド」を参照してください。

［参照］列

各役割の参照権の有無が表示されます。デフォルトでチェックされていて，チェックを外せません。

［更新］列

各役割の更新権の有無が表示されます。この項目は，ログインユーザがアクセス権変更権を所有していない場合は非活性となり，変更できません。

チェックを外した場合，［作成／削除］列のチェックも連動して外れます。

［更新］列，［作成／削除］列，または［アクセス権変更権］列のチェックボックスを設定後，役割でソートすると，チェックボックスの状態が設定前に戻ります。

デフォルトでは，更新権を所有するコミュニティ管理者，コミュニティ運用者，リーダ，およびメンバのチェックボックスがチェックされています。

［作成／削除］列

各役割の作成／削除権の有無が表示されます。この項目は，ログインユーザがアクセス権変更権を所有していない場合は非活性となり，変更できません。

チェックした場合，［更新］列のチェックボックスも連動してチェックされます。

［更新］列，［作成／削除］列，または［アクセス権変更権］列のチェックボックスを設定後，役割でソートすると，チェックボックスの状態が設定前に戻ります。

デフォルトでは，作成／削除権を所有するコミュニティ管理者，コミュニティ運用者，リーダ，およびメンバのチェックボックスがチェックされています。

［アクセス権変更］列

各役割のアクセス権変更権の有無が表示されます。この項目は，ログインユーザがセキュリティ管理者以外の場合は非活性となり，変更できません。

［更新］列，［作成／削除］列，または［アクセス権変更権］列のチェックボックスを設定後，役割でソートすると，チェックボックスの状態が設定前に戻ります。

デフォルトでは，アクセス権変更権を所有するコミュニティ管理者，コミュニティ運用者，およびリーダのチェックボックスがチェックされています。

［OK］ボタン

ボタンをクリックすると，画面が閉じ，設定した内容がデータベースに登録されます。ただし，このボタンは，ログインユーザが更新権を所有していない場合は非活性です。

［キャンセル］ボタン

ボタンをクリックすると，画面が閉じます。なお，変更した内容は無効となります。

［ワークプレースのアクセス権］画面では，次の操作ができます。

• 「2.2.16(1) コミュニティフォルダのアクセス権を参照する」
• 「2.2.16(2) コミュニティフォルダのアクセス権を更新する」