COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド

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付録C.1 COBOLアクセス用Bean生成ウィザードによる生成

JBuilder上でウィザードを使用すると,COBOL UAPの呼び出すロジックを組み込んだCOBOLアクセス用Beanを簡単に自動生成できます。これ以降,COBOLアクセス用Bean生成ウィザードを「Bean生成ウィザード」と表記します。

<この項の構成>
(1) 起動方法
(2) 画面の説明

(1) 起動方法

JBuilderのオブジェクトギャラリ内の[一般]タブ内の"COBOL2002アクセス用Bean"アイコンをダブルクリックします。または,JBuilderのメニューバーから[ウィザード]の「COBOL2002アクセス用Bean」をクリックします(JBuilder2005では[編集]メニューの[ウィザード]の「COBOL2002アクセス用Bean」をクリックします)。

(2) 画面の説明

(a) ステップ1/3画面

「Bean生成ウィザード」が起動し,次のような「COBOLアクセス用Bean生成ウィザード−ステップ1/3」画面が現れます。オプションパネルはタブで表示を切り替えることができます。

[図データ]

[図データ]

ここでは,次の情報を入力します。

設定が完了したら,[次へ(N)>]ボタンを押すと入出力用の「COBOLアクセス用Bean生成ウィザード−ステップ2/3」画面に進みます。[キャンセル]ボタンを押すと,COBOLアクセス用Beanの生成を取り消し,「Bean生成ウィザード」画面を消去します。また[ヘルプ]ボタンを押すと,この画面に対するヘルプを表示します。次の「Bean生成ウィザード」画面についても,[キャンセル]ボタンおよび[ヘルプ]ボタンについての動作は同じです。

指定された登録集原文を正常に解析できなかった場合,エラーメッセージを表示して処理が中止されます。

(b) ステップ2/3画面

[図データ]

(c) ステップ3/3画面

[図データ]

「COBOLアクセス用Bean生成ウィザード−ステップ3/3」画面には,COBOLアクセス用Beanを生成するためのパッケージ名などを指定する画面が現れます。ここでは,次の情報を入力します。

以上のように画面に従って操作し,最後に[終了(F)]ボタンを押すと,JBuilderのプロジェクトにJavaソースファイルが生成され,該当するCOBOLアクセス用Beanが自動生成されます(COBOLアクセス用Beanの自動生成ソースイメージは,「付録D COBOLアクセス用Beanの自動生成ソースイメージ」を参照してください)。

自動生成したソースは編集しないでください。また,生成時は,作業用フォルダとして環境変数TEMPに指定されているフォルダ下にj2cbフォルダを作成します。