COBOL2002 Javaプログラム呼び出し機能ガイド

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5.3.2 実行時エラー情報の出力先

実行時エラー情報ファイルは,次に示すファイル名で出力されます。

 
CBLJRTERR_YYYYMMDD_hhmmss_ppppp_ttttt
 

YYYYMMDD_hhmmss
実行時エラー情報出力時のタイムスタンプが出力されます。

ppppp
プロセスID(10進形式)が出力されます。

ttttt
スレッドID(10進形式)が出力されます。

実行時エラー情報ファイルの出力先フォルダの優先順位を次に示します。

  1. 環境変数CBLJRTERRに指定したフォルダ
  2. 環境変数TEMPに指定したフォルダ
  3. 環境変数TMPに指定したフォルダ
  4. カレントフォルダ

注意事項
  • 実行時エラー情報ファイルを出力するときに,ファイルの出力先フォルダは作成しません。出力先はあらかじめ存在している必要があります。環境変数に存在しないフォルダのパスを指定している場合は,優先順位は次の順位に移動します。
  • ファイルの書き込みでエラーが発生した場合,実行時エラー情報ファイルは出力されません。実行時エラー情報ファイルが出力されない場合の要因を次に示します。確認して対処してください。
    ・ファイルの出力先フォルダまたは指定したファイルに書き込み権限がない。
    ・出力するファイル名を加えたパス名の長さがシステムの制限を超える。
    ・ディスク容量が不足している。

環境変数CBLJRTERRについては,「6.2.2 実行時環境変数の詳細」の「(4) CBLJRTERR」を参照してください。