COBOL2002 Javaプログラム呼び出し機能ガイド
サービスルーチンを使用して,実行中のCOBOLプログラムからデバッグ情報ファイルにデバッグ情報を出力できます。
ユーザデバッグ情報を出力するためのサービスルーチンを次に示します。
ここでは,CBLJDEBUGSTRINGサービスルーチンとCBLJMEMDUMPサービスルーチンの使用方法について説明します。
サービスルーチンについては,「6.1.7 デバッグ操作」の「(1) CBLJDEBUGSTRING」および「(2) CBLJMEMDUMP」を参照してください。
CBLJDEBUGSTRINGサービスルーチンを呼び出して,デバッグ情報ファイルに文字列情報を出力できます。
出力フォーマットについては,「5.2.2 デバッグ情報の種類と出力フォーマット」の「(2) デバッグ情報の種類と出力フォーマット」の「(f) ユーザデバッグ情報(文字列)」を参照してください。
01 D-ALPH PIC X(20)
VALUE 'Hallo COBOL2002.'.
01 D-ALPH-LEN PIC S9(9) USAGE COMP VALUE 20.
CALL 'CBLJDEBUGSTRING' USING CBLJENV D-ALPH D-ALPH-LEN.
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CBLJMEMDUMPサービスルーチンを呼び出して,デバッグ情報ファイルにメモリ領域の内容を出力できます。
出力フォーマットについては,「5.2.2 デバッグ情報の種類と出力フォーマット」の「(2) デバッグ情報の種類と出力フォーマット」の「(g) ユーザデバッグ情報(メモリ)」を参照してください。
01 D-ALPH PIC X(20)
VALUE 'Hallo COBOL2002.'.
01 D-ALPH-LEN PIC S9(9) USAGE COMP VALUE 20.
01 D-ALPH-PTR USAGE POINTER.
COMPUTE D-ALPH-PTR = FUNCTION ADDR(D-ALPH).
CALL 'CBLJMEMDUMP' USING CBLJENV D-ALPH-PTR D-ALPH-LEN.
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