COBOL2002 ユーザーズガイド

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24.2 ODBCインタフェース機能の概要

ODBCインタフェース機能は,COBOLプログラムからデータベースアクセス用標準言語の構造化照会言語(SQL)を使って,データベース管理システムDBMS)上のデータにアクセスする機能です。

COBOLプログラムに記述されたSQL文は,ODBC(Microsoft Open DataBase Connectivity) APIを使ってODBCドライバマネージャに渡され,さらに適切なODBCドライバへ渡されます。ODBCドライバは,渡されたSQL文を使ってデータベースにアクセスします。SQL埋め込みCOBOLアプリケーションがデータベースにアクセスする流れを,次に示します。

図24-3 ODBCインタフェース機能の概要

[図データ]

<この節の構成>
24.2.1 ODBCインタフェース機能が動作する環境
24.2.2 データソースの管理について
24.2.3 コンパイル
24.2.4 SQL文のエラー処理
24.2.5 埋め込み変数
24.2.6 トランザクション
24.2.7 コネクション
24.2.8 タイムアウト秒数の設定
24.2.9 カーソルオプションの設定
24.2.10 データベース固有の注意事項
24.2.11 動的SQLのODBC API関数発行の変更