64bit版PC(x64) COBOL2002と32bit版PC(x86) COBOL2002では作成できるプログラムに相違があります。64bit版PC(x64) COBOL2002で作成できるプログラムと作成できないプログラムを，次に示します。

• 64bit版PC(x64) COBOL2002で作成できるプロジェクトの種類
  すべて，64bit版PC(x64) COBOL2002用になります。
  
  • System指定メインプログラム
  • V3指定メインプログラム
  • メインプログラムなし
  • -Dll指定(DLLを作成する)^※1
  • 標準ライブラリ
• 64bit版PC(x64) COBOL2002では作成できないプロジェクトの種類
  使用できない機能のため，表示しません。
  
  • OLEアウトオブプロセスサーバプログラム^※2
  • OLEインプロセスサーバプログラム^※2
  • CGIメインプログラム^※2

注※1

プロジェクト作成ウィザードで次に示す相違点があります。

• 最終生成物の種類を指定するダイアログボックスでダイナミックリンクライブラリを選択した場合は，プロジェクトの種類を選択するダイアログボックスは表示されません。-Dll指定(DLLを作成する)のプロジェクトとなり，出力ファイル名を指定するダイアログボックスが表示されます。

注※2

プロジェクト作成ウィザードで次に示す相違点があります。

• 最終生成物の種類を指定するダイアログボックスで実行形式プログラムを選択した場合は，プロジェクトの種類を選択するダイアログボックスに「OLEアウトオブプロセスサーバプログラム」，「CGIメインプログラム」は表示されません。

プロジェクトの移行については，「17.2.7　ユーザ資産の移行」の「(2)　プロジェクトの移行」を参照してください。