- [設定]メニューから[画面環境]を選ぶ。
画面環境を設定するダイアログボックスが表示されます。[表示/制御]タブ,[画面の配色]タブ,または[キー割り当て]タブを選んで,表示されるページに必要事項を指定します。
- [OK]ボタンを選ぶ。
次に,このダイアログボックスで設定する内容について説明します。
(a) 表示/制御の設定
- F10キーの設定
- [F10]キーをシステムキーとして割り当てるかユーザキーとして割り当てるかを設定します。[F10]キーは,通常メニューバーのアクティブ化を切り替えるためのシステムキーとして割り当てられています。これをCOBOLプログラム中で使用するためには,ユーザキーに割り当てる必要があります。
- 画面サイズ
- 表示画面のサイズを行数とけた数で設定します。設定範囲を次に示します。
- 24 ≦ 行数 ≦ 120
- 80 ≦ けた数 ≦ 160
- デフォルトのサイズは24行,80けたです。
- フォント
- [フォント]ボタンを選ぶと表示されるダイアログボックスで,画面に表示される文字のフォント(フォント名およびフォントサイズ)を設定します。また,ここでの設定内容は,コンソールウィンドウの文字フォントにも反映されます。なお,デフォルトのフォントは,フォント名が「MS ゴシック」,フォントサイズが「12」です。
- 注意事項
- システムで表示できない,または日本語表示ができないフォントは設定できません。
- システムで表示できない,または日本語表示ができないフォントがすでに設定されている場合,画面環境を設定するダイアログボックスを開いたときに,デフォルトのフォントに置き換えてよいかを確認するダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで「はい」を選ぶと,デフォルトのフォントに置き換えられます。
- 起動時のウィンドウサイズ
- 起動時のウィンドウを最大表示するか,位置・サイズを指定して表示するかを設定します。表示位置・サイズは画面に文字が表示されるときの行数と列数で設定します。設定範囲を次に示します。
- 左上の位置:
- 0 ≦ 縦 ≦ 画面サイズで指定した行数
- 0 ≦ 横 ≦ 画面サイズで指定した列数
- サイズ:
- 1 ≦ 高さ ≦ 画面サイズで指定した行数
- 1 ≦ 幅 ≦ 画面サイズで指定した列数
- デフォルトは最大表示です。
- 日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える
- 日本語入力のオン/オフを自動的に切り替えるかどうかを設定します。自動的に切り替える場合の日本語入力(FEP)の状態については補足事項を参照してください。
- デフォルトでは,自動的な切り替えを行いません。
- 補足事項
- 日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える場合の,日本語入力(FEP)の状態を次に示します。
項目の種類 |
FEP |
数字項目 |
オフ |
英字項目 |
オフ |
英数字項目 |
オフ |
日本語項目 |
オン |
数字編集項目 |
オフ |
英数字編集項目 |
オフ |
日本語編集項目 |
オン |
サービスルーチンの入力 |
オフ |
COBOL2002のターミナルウィンドウ(COBOL TERMINALウィンドウ),エラーメッセージウィンドウ,およびJCPOPUPウィンドウの配色を設定できます。
- COBOL TERMINALウィンドウ
画面の背景色,デフォルトの文字の色(COBOLプログラム中で文字の色指定がないときの表示色),および罫線の色を設定できます。
- エラーメッセージウィンドウ※
画面の背景色,および文字の色を設定できます。
- JCPOPUPウィンドウ
文字の色,および罫線の色を設定できます。
- 注※
- エラーメッセージウィンドウとは,画面機能の実行時にけたあふれなどによってエラーが発生した場合に表示されるポップアップウィンドウのことです。
- 色の設定方法
- 色を設定するには,項目名横のボタンを選び,色の設定ダイアログボックスで設定します。任意の色を指定するには色の設定ダイアログボックスの「システムの設定」チェックボックスをオフにし,基本色,または作成した色から任意の色を選びます。
- 注意事項
- Windowsの画面のプロパティで設定しているカラーパレットの範囲外の色を選んだ場合,その色は正しく表示されません。
カーソル移動,挿入,削除などの機能に対して割り当てられたキーを変更できます。機能に対して割り当てられているデフォルトのキーについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」の画面入出力機能の説明を参照してください。
キーの割り当てを変更するには,リストから機能を選び,さらに割り当てたいキーをリストから選択します。このとき,次の事項に注意してください。
- 割り当てるキーは重複してはなりません。
- ある機能に[Alt]キーを割り当て,さらに[Alt]+[F1]キー(ほかのキーでも同様)を別の機能に割り当てた場合,まず[Alt]キーが割り当てられている機能が動作し,次に[Alt]+[F1]キーが割り当てられている機能が動作します。[Shift]キー,[Ctrl]キーについても同様です。
- 割り当てたキーは,画面節(WINDOW SECTION),画面節(SCREEN SECTION)だけに有効となります。
- 終了キーをほかのキーに割り当てたあと,元のキーをCBLADTRMサービスルーチンで終了キーに追加すると,どちらのキーも終了キーとして有効になります。
- (例)
- 次の1.2.の両方の設定をした場合,[F1]キー,[Shift]+[F1]キーのどちらも終了キーとして有効になります。
- 実行支援のキー割り当てで「終了キー(PF1)」に[Shift]+[F1]キーを設定する。
- CBLADTRMサービスルーチンで[F1]キー(X'80D1')を終了キーに追加する。
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