COBOL2002 操作ガイド

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1.9 プロジェクトマスタ情報のCSVファイル入出力

開発マネージャのプロジェクトマスタ情報をCSVファイルに入出力できます。出力したCSVファイルは,任意のエディタで編集できます。ファイルパスを一括変換するときは,CSVファイルを編集すれば設定内容を変更できるので,それぞれの開発マネージャで設定し直す手間が省けます。

CSVファイルは,32bit版PC(x86) COBOL2002と64bit版PC(x64) COBOL2002の開発マネージャで共用できます。32bit版PC(x86) COBOL2002と64bit版PC(x64) COBOL2002との仕様差で指定できないオプションがCSVファイルで指定されている場合は,開発マネージャでCSVファイルを入力したあとで,その旨のエラーメッセージがメッセージウィンドウに表示されます。

CSVファイルの入力時に,プロジェクトマスタファイル(.hmf)を作成して保存します。このとき,保存先フォルダに同名のプロジェクトマスタファイル(.hmf)が存在した場合は,ダイアログボックスが表示されます。上書きするかキャンセルするかを選んでください。上書きを選択すると,プロジェクトマスタファイルが上書きされます。キャンセルを選択すると,CSVファイルの入力がキャンセルされます。

プロジェクトマスタ情報のCSVファイル入出力の例を次の図に示します。

図1-5 プロジェクトマスタ情報のCSVファイル入出力の例

[図データ]

CSVファイルを開発マネージャに入力した場合にエラーになったときの対処
エラーメッセージを参照して,CSVファイルを修正してください。
修正方法がわからない場合は,開発マネージャで,編集前の既存のプロジェクトマスタ情報をCSVファイルに出力し,エラーメッセージが表示されたときに入力したCSVファイルの内容と比較し,セクションの構成誤りやエントリ行の過不足がないか確認し,誤りがある個所を編集前の状態に戻してください。そのあとで,開発マネージャで,修正したCSVファイルを入力してエラーメッセージが表示されないことを確認してください。
CSVファイルの編集時には,編集後の内容に問題がないかを,随時,開発マネージャで入力して確認しながら編集することをお勧めします。
<この節の構成>
1.9.1 CSVファイルの使用方法
1.9.2 CSVファイル編集時の規則
1.9.3 プロジェクトマスタ情報のCSVファイルの形式
1.9.4 CSVファイルのセクションの形式
1.9.5 CSVファイルに指定できるプロジェクトの種類
1.9.6 CSVファイルに指定できるファイルの種別
1.9.7 CSVファイル入出力時のエラーチェック