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COBOL2002 Professional製品 導入ガイド


5.3.3 ハードウェアの入れ替えに伴う環境の移行

移行元のWindowsマシンと移行先のWindowsマシンをネットワークで接続して,必要なファイルをネットワーク経由でコピーできます。

移行先のWindowsマシンの環境が異なる場合は,設定を修正してください。

同じディスク構成への移行

ハードウェアの入れ替えに伴い,現在のCOBOLソース解析とデータ影響波及分析の環境をそのまま移行するときは,バックアップとリストアを使用します。

移行元のWindowsマシンと移行先のWindowsマシンの製品バージョンと,組み込みデータベースの格納フォルダは同じにしてください。

作業の手順

  1. 移行先のWindowsマシンにCOBOL2002 Developer Professionalをセットアップします。

  2. 移行元のWindowsマシンでeabackupコマンドを実行してバックアップを取得し,出力したバックアップファイルを移行先のWindowsマシンにコピーします。

  3. 移行元のWindowsマシンでearstrコマンドを実行してリストアします。このとき,バックアップファイル名には手順2.でコピーしたファイルを指定します。

異なるディスク構成への移行

ハードウェアの入れ替えに伴い,現在のCOBOLソース解析とデータ影響波及分析の環境を別のディスクに移行するときは,データ移行用の退避と回復を使用します。

作業の手順

  1. 移行元のWindowsマシンのドライブにある組み込みデータベースから,eadbextrコマンドで移行データを抽出します。

  2. 移行先のWindowsマシンに組み込みデータベースがある場合(移行元のWindowsマシンと移行先のWindowsマシンが同じである場合,など)は,eaunsetupコマンドでアンセットアップします。

  3. 移行先のWindowsマシンのドライブにある組み込みデータベースをeasetupコマンドでセットアップします。

  4. 移行元のドライブの組み込みデータベースから抽出した移行データを,eadbloadコマンドで移行先ドライブの組み込みデータベースにロードします。

関連項目