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COBOL2002 Professional製品 導入ガイド


4.5 組み込みデータベースを退避して製品をアップグレードする

製品アップグレード時に組み込みデータベースを引き継ぐため,組み込みデータベースの情報を退避して回復する手順です。

図4‒4 組み込みデータベースを退避して製品をアップグレード

[図データ]

作業の手順

  1. COBOL2002 Developer Professionalをアップグレードします。

    COBOL2002 Developer Professionalをアップグレードする場合は,組み込みデータベースをアンセットアップしないでください。

  2. eadbextrコマンドで,旧組み込みデータベースから移行データを退避します。

  3. eaunsetupコマンドで,旧組み込みデータベースをアンセットアップします。

  4. easetupコマンドで,新組み込みデータベースをセットアップします。

  5. eadbloadコマンドで,旧組み込みデータベースから抽出した移行データを新組み込みデータベースに回復します。

  6. ODBCデータソースを再作成します。

    製品のアップグレードで旧組み込みデータベースのODBCデータソースは削除されるため,ODBCデータソースを再作成してください。

関連項目