4.4　データ影響波及分析用データベースをエクスポート/インポートする

別のWindowsマシンにデータ影響波及分析用データベースを複製するために，組み込みデータベースからデータ影響波及分析のデータをエクスポートおよびインポートする手順です。影響波及を分析した結果をほかのマシンに配布し，配布先のマシンでCOBOLプログラムを変更するときに使用します。

配布先のマシンでは，COBOL2002 Developer Professionalがセットアップされていることが前提です。

図4‒3　データ影響波及分析用データベースをエクスポート/インポート

作業の手順

1. データ影響波及分析でCOBOLプログラムを解析したWindowsマシンでeadiaexpコマンドを実行して，データ影響波及分析用データベースをエクスポートします。

2. 配布先のWindowsマシンに，エクスポートしたデータ影響波及分析用データベースを配布します。

3. 配布先のWindowsマシンでeadiaimpコマンドを実行して，データ影響波及分析用データベースをインポートします。

   データ影響波及分析の各種の設定が，エクスポートした設定内容に復元されます。eadiaexpコマンドでデータ影響波及分析用データベースをエクスポートした際に，データ領域番号を指定していた場合は，eadiaexpコマンドで指定した番号のデータ領域にインポートされます。データ影響波及分析用データベースのデータ領域については，マニュアル「COBOL2002 Professional Tool Kit データ影響波及分析ガイド」を参照してください。

注意事項

データ影響波及分析用データベースのインポートを実行すると，それまで使用していたデータ影響波及分析用データベース内のデータは，インポートしないデータ領域に格納されているデータも含めて，すべて削除されます。eadiaimpコマンドを実行するときは，組み込みデータベースのバックアップを事前に取得しておくことをお勧めします。

関連項目

• 「eadiaexpコマンド − データ影響波及分析用データベースのエクスポート」

• 「eadiaimpコマンド − データ影響波及分析用データベースのインポート」

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