eadiaexpコマンド − データ影響波及分析用データベースのエクスポート
別のWindowsマシンの環境にデータを複製するために,組み込みデータベースからデータ影響波及分析用データベースをエクスポートします。
エクスポートしたデータ影響波及分析用データベースの情報は,eadiaimpコマンドで組み込みデータベースにインポートできます。
形式
eadiaexp {-d エクスポート先フォルダ名|-m エクスポート先ファイル名} 〔-p ログファイル名〕 〔-a データ領域番号〔, データ領域番号〕...〕 eadiaexp -h
コマンド引数
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-d エクスポート先フォルダ名
データ影響波及分析用データベースのエクスポート先フォルダ名をローカルドライブの絶対パスで指定します。
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-m エクスポート先ファイル名
データ影響波及分析用データベースのエクスポート先ファイル名をローカルドライブの絶対パスで指定します。
エクスポート先ファイルは1つのファイルにまとまって出力されます。エクスポート先ファイルが2GBを超える場合,エクスポート先ファイルの作成に失敗します。easetupコマンドで指定した組み込みデータベースのフォルダ下の容量が2GBを超えている場合は,-mオプションではなく,-dオプションを指定することをお勧めします。
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-p ログファイル名
eadiaexpコマンドの処理結果を格納するログファイル名をローカルドライブの絶対パスで指定します。省略すると,次に示す形式でログファイルが格納されます。
COBOL2002 Professional Tool Kitのインストール先フォルダ¥logs¥diaexp_yyyymmddhhmm.log
yyyymmddhhmm:エクスポート先ファイルをエクスポートした西暦年,月,日,時刻を示します。
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-a データ領域番号〔, データ領域番号〕...
エクスポート対象のデータ領域番号を1から5の半角数字で指定します。複数指定する場合は,コンマ区切りで指定します。指定がない場合は,すべてのデータ領域がエクスポートの対象になります。
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-h
コマンドのヘルプを表示するときに指定します。
-hオプションは必ず単独で指定し,ほかのオプションと一緒に指定しないでください。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
4 |
一部のデータのエクスポートをスキップしました。 |
8 |
データ影響波及分析用データベースのエクスポートはすべて失敗しました。 |
上記以外 |
エラーが発生しました。エラーの内容はイベントログに出力されます。 エラーメッセージについては,「5.5 DBユティリティのメッセージ」を参照してください。 |
注意
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エクスポート先フォルダ名,エクスポート先ファイル名,およびログファイル名には,ローカルドライブのパス名を指定してください。ネットワークドライブのパス名を指定すると,エラーになります。
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エクスポート先フォルダ名,エクスポート先ファイル名,およびログファイル名に,存在しないフォルダのパス名,または書き込みができないフォルダのパス名を指定すると,エラーになります。
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指定したエクスポート先フォルダ内にファイルやフォルダが存在する場合は,エラーになります。
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指定したエクスポート先ファイル名およびログファイル名がすでにある場合は,上書きされます。このとき,上書きの確認メッセージは表示されません。
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エクスポート先フォルダ名は200文字以内で指定してください。200文字を超えると,エラーになります。
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エクスポート先フォルダ名にファイル名を指定した場合,またはエクスポートファイル名にフォルダ名を指定した場合,エラーになります。
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-dオプションと-mオプションを同時に指定した場合は,エラーになります。
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-dオプションで指定したエクスポート先フォルダ下に出力されたファイルを削除,修正しないでください。別の場所に移動する場合はフォルダ単位で移動してください。
実行例
エクスポート先ファイル名:D:¥diaexp01.bak
ログファイル名:D:¥bkuplog¥diaexp01.log
> eadiaexp -m D:\diaexp01.bak -p D:\bkuplog\diaexp01.log データ影響波及分析用データベースのエクスポート処理実行中です。 データ影響波及分析用データベースのエクスポート処理が終了するまでに数分以上かかることがあります。 コマンドを実行している間は,Ctrl+Cキーなどで外部から停止しないでください。 データ影響波及分析用データベースのエクスポート処理を完了しました。 >