Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド

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2.13.2 知っておきたい機能

<この項の構成>
(1) Word,Excel及び一太郎で作成したデータを共用キャビネットに登録したり,メールとして送信したりするには
(2) 外部データベースとしてORACLEを使用している場合にSQLトレースを採るには
(3) ORACLEで作成したテーブルの年表示(DATE型)を4桁にするには

(1) Word,Excel及び一太郎で作成したデータを共用キャビネットに登録したり,メールとして送信したりするには

概要
Document Manager及びMailは,WordExcel又は一太郎のマクロ機能を組み合わせることで,そのアプリケーションから共用キャビネットへの文書登録や,Groupmaxのメールの発信ができます。
この機能をご利用いただくために,Word,Excel及び一太郎に対応したサンプルマクロをDocument Manager及びMailのクライアント製品に標準添付しています。

詳細説明
Document Manager及びMailが提供しているサンプルマクロを表2-20及び表2-21に示します。
これらのサンプルマクロはそのままでも使用できますが,ユーザの業務に応じて変更することもできます。
なお,この機能はWWW環境では動作いたしませんので,ご注意ください。

表2-20 Document Managerが提供しているサンプルマクロ

Document Manager
バージョン
Word Excel 一太郎1
6.0 7.0 97/2000 5.0 7.0 97/2000 6.3 8.1
06-00版 2

(凡例) ○:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供しています。

     −:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供していません。

注※1 一太郎7.xでは(株)ジャストシステムからマクロ機能が提供されていないため,サンプルマクロは提供していません。

注※2 一太郎8.1以降の対応については,一太郎8.1(一太郎8 Office Editionを含む)が提供しているマクロ機能に不具合があるため,今後のサンプルマクロの提供については未定です。


表2-21 Mailが提供しているサンプルマクロ

Mail
バージョン
Word Excel 一太郎2
6.0 7.0 97/98/2000 5.0 7.0 97/2000 6.3 8.1
06-00版 1 1 1

(凡例) ○:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供しています。

     −:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供していません。

注※1 サンプルマクロの提供は致しませんが,マクロからコールするインタフェース情報を公開しています。

注※2 一太郎7.xでは(株)ジャストシステムからマクロ機能が提供されていないため,サンプルマクロは提供していません。


(2) 外部データベースとしてORACLEを使用している場合にSQLトレースを採るには

外部データベースとしてORACLEを使用している場合に,SQLトレースを採る方法は次のとおりです。

  1. [コントロールパネル]の「ODBC」アイコンをダブルクリックする

  2. [データソース]ダイアログボックスの[オプション]ボタンをクリックし,「ODBC呼び出しのトレース」をチェックする

  3. ORACLEをインストールしたディレクトリ(\NETWORK\ADMIN)の下にあるSQLNET.ORAを開き,「TRACLE_LEVEL_CLIENT=OFF」の値を「ON」にする

(3) ORACLEで作成したテーブルの年表示(DATE型)を4桁にするには

Formで,ORACLEデータベースで作成したテーブルをアタッチすると,年(DATE型)が2桁で表示されます。これを4桁にするには次のようにします。

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