Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド
- <この項の構成>
- (1) Word,Excel及び一太郎で作成したデータを共用キャビネットに登録したり,メールとして送信したりするには
- (2) 外部データベースとしてORACLEを使用している場合にSQLトレースを採るには
- (3) ORACLEで作成したテーブルの年表示(DATE型)を4桁にするには
(1) Word,Excel及び一太郎で作成したデータを共用キャビネットに登録したり,メールとして送信したりするには
- 概要
- Document Manager及びMailは,Word,Excel又は一太郎のマクロ機能を組み合わせることで,そのアプリケーションから共用キャビネットへの文書登録や,Groupmaxのメールの発信ができます。
- この機能をご利用いただくために,Word,Excel及び一太郎に対応したサンプルマクロをDocument Manager及びMailのクライアント製品に標準添付しています。
- 詳細説明
- Document Manager及びMailが提供しているサンプルマクロを表2-20及び表2-21に示します。
- これらのサンプルマクロはそのままでも使用できますが,ユーザの業務に応じて変更することもできます。
- なお,この機能はWWW環境では動作いたしませんので,ご注意ください。
表2-20 Document Managerが提供しているサンプルマクロ
Document Manager
バージョンWord Excel 一太郎※1 6.0 7.0 97/2000 5.0 7.0 97/2000 6.3 8.1 06-00版 − ○ ○ − ○ ○ − −※2 (凡例) ○:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供しています。
−:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供していません。
注※1 一太郎7.xでは(株)ジャストシステムからマクロ機能が提供されていないため,サンプルマクロは提供していません。
注※2 一太郎8.1以降の対応については,一太郎8.1(一太郎8 Office Editionを含む)が提供しているマクロ機能に不具合があるため,今後のサンプルマクロの提供については未定です。
表2-21 Mailが提供しているサンプルマクロ
バージョンWord Excel 一太郎※2 6.0 7.0 97/98/2000 5.0 7.0 97/2000 6.3 8.1 06-00版 − ○ −※1 − ○ −※1 − −※1 (凡例) ○:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供しています。
−:対応するアプリケーションのサンプルマクロを提供していません。
注※1 サンプルマクロの提供は致しませんが,マクロからコールするインタフェース情報を公開しています。
注※2 一太郎7.xでは(株)ジャストシステムからマクロ機能が提供されていないため,サンプルマクロは提供していません。
(2) 外部データベースとしてORACLEを使用している場合にSQLトレースを採るには
外部データベースとしてORACLEを使用している場合に,SQLトレースを採る方法は次のとおりです。
- [コントロールパネル]の「ODBC」アイコンをダブルクリックする
- [データソース]ダイアログボックスの[オプション]ボタンをクリックし,「ODBC呼び出しのトレース」をチェックする
- ORACLEをインストールしたディレクトリ(\NETWORK\ADMIN)の下にあるSQLNET.ORAを開き,「TRACLE_LEVEL_CLIENT=OFF」の値を「ON」にする
(3) ORACLEで作成したテーブルの年表示(DATE型)を4桁にするには
Formで,ORACLEデータベースで作成したテーブルをアタッチすると,年(DATE型)が2桁で表示されます。これを4桁にするには次のようにします。
- Formの開発ウィンドウで[オプション]−[日付関数情報設定]を選択し,年の桁数を4桁に設定する
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