Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド
- <この項の構成>
- (1) プロセスの常駐を解除してパーソナルコンピュータのメモリを有効活用する
- (2) メニューをカスタマイズするには
(1) プロセスの常駐を解除してパーソナルコンピュータのメモリを有効活用する
- 概要
- Integrated Desktopでは,起動時の性能を向上するために幾つかのプロセスをメモリに常駐しています。Integrated Desktopを利用していないときに,パーソナルコンピュータのメモリを有効に活用するには,必要に応じて常駐プロセスを解除してください。これは,使用しているパーソナルコンピュータの搭載メモリが非常に少ない場合に有効です。
- 詳細説明
- 常駐されているプロセスを解除するには,常駐停止プログラム(gauninst.exe又はGDMCRST.EXE)を実行します。常駐停止プログラムを実行する場合は,あらかじめGroupmaxを終了させておいてください。
- 常駐プロセスの解除には,次の方法があります。
- Integrated Desktopの常駐プロセスを解除する方法
Groupmaxインストールディレクトリ(通常はC:\GMAXCL)下の常駐停止プログラム(\Address\Program\gauninst.exe)を実行します。
- Integrated Desktopのメール機能の常駐プロセスを解除する方法
Groupmaxインストールディレクトリ(通常はC:\GMAXCL)下の常駐停止プログラム(\Mail\Program\gmuninst.exe)を実行します。
- Integrated Desktopの文書管理機能の常駐プロセスを解除する方法
Groupmaxインストールディレクトリ(通常はC:\GMAXCL)下の常駐停止プログラム(\DocMan\Program\GDMCRST.EXE)を実行します。常駐停止プログラム実行時に,「/F」又は「-F」オプションを付加すると,メッセージ「Document Managerサービスプロセスを終了しました。」の出力を抑止できます。
- なお,常駐プロセスを解除している場合,Integrated Desktopや常駐を解除した機能を起動するときの性能は,プロセスを常駐しているときに比べて悪くなります。
- 再度,Integrated Desktopを起動すると,プロセスは常駐されます。
(2) メニューをカスタマイズするには
- 概要
- レジストリに,「MenuCustomizeFlag」キー及びメニュー用のキーを追加し,そのキーに値を設定すると,Integrated Desktopの機能指向主画面,業務指向主画面及び仮想オフィス主画面のメニュー項目をカスタマイズできます。
- 詳細説明
- メニュー項目のカスタマイズ方法の詳細と,カスタマイズできるメニュー項目については,「付録A メニューのカスタマイズ」を参照してください。
- なお,レジストリキーを設定したり,値を設定したりする際は,注意して操作してください。操作を誤った場合は,Windowsが起動されなくなることがありますので,あらかじめ変更するレジストリファイルのバックアップを作成しておくことをお勧めします。
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