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TP1/COBOL adapter for Cosminexus ユーザーズガイド


10.5.2 Cosminexus SOAPアプリケーション開発支援での設定

10.3 事前準備」ができていることが前提です。ここではJBuilderに組み込まれた[SOAPサービスデプロイ定義の生成]と[クラスからWSDLの生成]を使用します。

〈この項の構成〉

(1) [SOAPサービスデプロイ定義の生成]

JBuilderのオブジェクトギャラリでCosminexus製品群の入っているタグを選択し,[SOAPサービスデプロイ定義の生成]を起動します。ステップ1/2画面で次の情報を設定してください。

(a) ステップ1/2画面

[図データ]

ここでは次の情報を設定してください。

  • サービス名

    サービス名は任意です。ここで付けた名称は(2)[クラスからWSDLの生成]のロケーションで使用します。(例:TP1server)

  • 対象クラス

    ここは必ず,スケルトンクラス(パッケージ名.クラス名)を指定します。

(例:localhost.CBLTP1)

(b) ステップ2/2画面

  • 「入出力種別の編集...」

    公開メソッド一覧からメソッドを選択して「入出力種別の編集...」を開いてください。引数情報の入出力種別でINOUTになっているところをOUTに変更してください。

あとはウィザードの指示に従いSOAPサービスデプロイ定義の生成を行います。

(2) [クラスからWSDLの生成]

JBuilderのオブジェクトギャラリでCosminexus製品群の入っているタグを選択し,[クラスからWSDLの生成]を起動します。ステップ2/2画面で次の情報を設定してください。

[図データ]

ここでは次の情報を設定します。

ここはクライアントからサーバを検索するときの大事なアドレスです。WSDLで正しい情報が作成されていないと,クライアントとサーバはつながりませんので,ご注意ください。

あとはウィザードの指示に従いWSDLファイルの生成を行います。

ここで生成されたWSDLファイルは「TP1/COBOL SOAP用WSDL更新ウィザード」で使用します。

(3) warファイルの作成

JBuilderのメイクでwarを作成します。

warファイルの作成は次で説明するWSDL更新を行ったあとで作成しても問題ありません。