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TP1/COBOL adapter for Cosminexus ユーザーズガイド


付録J 用語解説

(英字)

Cosminexus TP1 Connector

TP1/Client/Jと連携してOpenTP1に対するリソースアダプタとして機能する製品です。

Eclipse

Eclipseプロジェクト(eclipse.org)が提供するオープンソースの統合開発環境です。ソースコードの編集支援機能やデバッグ機能など,アプリケーションの開発効率を向上させる各種機能を備えています。

getter

プロパティから値を取得するメソッドです。

JavaBeans

Javaプログラムから利用できるソフトウエア部品の仕様です。個々の部品をBeanと呼びます。

JBuilder

Cosminexusの構成製品になっているJBuilder 2005 Enterprise,JBuilder X Enterprise,JBuilder 9 Enterprise,およびJBuilder 7 EnterpriseをJBuilderと記述します。JBuilderは,Java2プラットフォームをサポートし,Javaアプリケーション,アプレット,Servlet,JavaBeansなどのビジュアル開発を実現します。

Servlet

サーバ・サイド・プログラムとして稼働するJavaプログラムです。

setter

プロパティに値を設定するメソッドです。

TP1/Client/J

クライアント用マシンのJava環境から,OpenTP1のサーバへサービスを要求できるようにする製品です。

TP1/Client/P

PCをクライアント用マシンとして,OpenTP1のサーバへサービスを要求できるようにする製品です。

TP1/Client/W

WSをクライアント用マシンとして,OpenTP1のサーバへサービスを要求できるようにする製品です。

TP1/LiNK

分散システム環境で,UAPのスケジュールなどの基本制御をする製品です。TP1/Server Baseに比べ,小規模な部門に適用できます。

TP1/Messaging

OpenTP1のメッセージ制御をする製品です。TP1/LiNKがあらかじめ組み込まれている環境で動作し,TCP/IP通信機能を使用したオンラインシステムを構築できます。

TP1/Message Control

OpenTP1のメッセージ制御機能の管理を行う製品です。

TP1/Server

TP1/Server BaseおよびTP1/LiNKの総称です。

TP1/Server Base

分散トランザクション処理の基本制御をする製品です。トランザクションを制御したり,UAPをスケジュールしたりします。

Unicode

1バイトでは表現できない文字セットを含めあらゆる文字セットをサポートした文字コード。主な符号化文字集合としてUCS-2,UCS-4がある。主なエンコーディングスキーマとしてUTF-8,UTF-16がある。

UTF-16(16-bit UCS Transformation Format)

エンコーディングスキーマの一つの形式。1文字を2バイトまたは4バイトで表現する。UTF-16では2バイト文字の1バイト目を先に書くビッグエンディアン形式(UTF-16BE)と1バイト目を後に書くリトルエンディアン形式(UTF-16LE)がある。

UTF-8(8-bit UCS Transformation Format)

エンコーディングスキーマの一つの形式。ASCII文字を1バイト,日本語文字および半角かたかなは3バイトで表現する。

WRP(Windows Resource Protection)

Windows Vista以降のクライアントOSまたはWindows Server 2008以降のサーバOSから導入された,システムの安定性,および信頼性を向上させるための機能。特定のOSファイル,フォルダ,およびレジストリキーといった,Windowsの読み取り専用リソースを保護する。

(ア行)

アプリケーションサーバ

Webでの業務開発のためのアプリケーション基盤機能を提供する製品。日立アプリケーションサーバCosminexusは,ブラウザなどのフロントエンド層とDBや既存システムなどのバックエンド層の間に位置付けられ,業務の開発から運用までに一貫した環境を提供します。

ウィザード

パッケージ・ソフト製品に組み込まれるヘルプ機能の一種です。設定作業を支援する対話型のナビゲータ機能を一般にウィザードと呼びます。表や文書の書式設定やクロス集計表の作成など,細かなノウハウが求められる複雑なパラメタ設定作業を対話形式で誘導(ナビゲーション)します。

(カ行)

管理者権限

管理者ユーザに与えられた権限です。Windows Vista以降のクライアントOSまたはWindows Server 2008以降のサーバOSでは製品のインストールなどに関する権限までは持ちますが,システムファイルの書き換えまでの権限は持ちません。

管理者ユーザ

Windows Vista以降のクライアントOSまたはWindows Server 2008以降のサーバOSのAdministratorsグループに属するアカウントです。ビルトイン管理者(Administratorアカウント)とは区別されます。

(タ行)

登録集原文

TP1/COBOLアクセス用Beanを生成するための入力情報です。TP1/COBOLアクセス用BeanのCOBOLデータ定義規則に従って作成したSPPのin/outパラメタの情報です。

(ハ行)

標準権限

標準ユーザに与えられる権限です。故意に,または誤ってシステムに変更を加える許可を持ちません。

標準ユーザ

Windows Vista以降のクライアントOSまたはWindows Server 2008以降のサーバOSのUsersグループの属するアカウントです。