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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


21.4.4 DBエリアファイルの格納先の用意

EBSボリューム上のVG(VG名:dbarea_mstdbarea_dicdbarea_stbldbarea_data01dbarea_data02)から,次のDBエリアに割り当てるブロックスペシャルファイルとして使用するLVを作成してください。ここでは,EBSのボリュームタイプは,汎用SSD(gp3)とします。

作成するLVと各DBエリアの関係を次の表に示します。

表21‒6 作成するLVと各DBエリアの関係

LVの名称

DBエリア

パス名

EBS_LV001

マスタディレクトリ用DBエリア

/dev/dbarea_mst/ADBMST

EBS_LV002

ディクショナリ用DBエリア

/dev/dbarea_dic/ADBDIC

EBS_LV003

システム表用DBエリア

/dev/dbarea_stbl/ADBSTBL

EBS_LV004

データ用DBエリア(ADBUTBL01

/dev/dbarea_data01/ADBUTBL01

EBS_LV005

データ用DBエリア(ADBUIDX01

/dev/dbarea_data02/ADBUIDX01

図21‒4 移行後のシステム構成例(AWS環境でクラウドストレージ機能を使用しない場合)」のシステムの場合,LU001LU005が上記のDBエリア用のディスクに当たります。

なお,「図21‒1 システム構成例(AWS環境でクラウドストレージ機能を使用する場合)」のシステムの場合,DBエリアのデータを格納していたS3バケット(BKT001),およびキャッシュファイル用のファイルシステム(CCH001)とそのファイルシステムを構成するEBSは不要になります。