19.22.1 AWS環境でコールドスタンバイ構成を使用する場合の留意事項
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「19.1 この章を読む際の留意事項」~「19.21 コールドスタンバイ構成で更新行のカラム化機能を使用する場合の運用」は,オンプレミス環境およびAWS環境共通の説明です。「19.22 AWS環境でのコールドスタンバイ構成の運用」では,AWS環境でコールドスタンバイ構成を使用する際の固有の運用を説明しています。
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AWS環境の場合,系の切り替え方法は次の2つのうちのどちらかを選択できます。
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系のリセットによる系切り替え
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ネットワーク遮断による系切り替え
上記2つの方法については,マニュアルHAモニタ パブリッククラウド編の【AWS】系障害時の系切り替えを参照してください。
上記の各方法を適用した際に必要なAWSの構成については,マニュアルHAモニタ パブリッククラウド編のシステムの構築の構築の流れの系のリセットまたはネットワーク遮断をする場合を参照してください。
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HADBのマニュアルでは,EC2インスタンスをインスタンスと表記しています。
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HADBのマニュアルを読む際,サーバマシンはインスタンスと読み替えてください。
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AWS環境でコールドスタンバイ構成を構築する場合,クラウドストレージ機能を使用するかどうかによってシステム構成が異なります。また,システムの構築方法と運用方法の一部も異なります。クラウドストレージ機能については,「2.21.2 AWS環境でHADBサーバを使用する場合」の「(2) Amazon S3にDBエリアのデータを格納する場合(クラウドストレージ機能を使用する場合)」の「(a) クラウドストレージ機能とは」を参照してください。