18.5.3 マルチノード機能使用時のHADBサーバの稼働モード
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マルチノード構成のHADBサーバを開始したときの稼働モード
プライマリノードのHADBサーバの場合は,adbstartコマンドにオプションを指定することで,HADBサーバ開始後の稼働モードを指定できます。セカンダリノードおよびワーカーノードのHADBサーバの場合は,稼働モードが常に静止モードとなるため,adbstartコマンドにオプションを指定しても稼働モードを変更できません。
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稼働モードの変更
プライマリノードの場合,adbchgsrvmodeコマンドを使用してHADBサーバの稼働モードを変更できます。
セカンダリノードおよびワーカーノードの場合,HADBサーバの稼働モードは,常に静止モードとなります。そのため,adbchgsrvmodeコマンドは実行できません。
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稼働モードの確認
稼働モードを確認する場合は,稼働モードを確認したいノードでadbls -d srvコマンドを実行します。詳細については,「10.2.3 HADBサーバの稼働モード」を参照してください。
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プライマリノードの切り替えが発生したときの稼働モード
プライマリノードの切り替えが発生した場合,稼働モードも新しいプライマリノードに引き継がれます。