16.7.1 データ用DBエリアが満杯になった場合
ここでは,データ用DBエリアが満杯になった場合の対処方法について説明します。
データ用DBエリアが満杯になると,KFAA30756-Eメッセージが出力されます。データ用DBエリアが満杯になる場合を次に示します。
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データ用DBエリアを構成するデータ用DBエリアファイルを格納したディスクの空き容量がなくなった場合
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データ用DBエリアを構成するデータ用DBエリアファイルが自動増分の上限値に達したため,自動増分できない場合
データ用DBエリアが満杯になった場合は,adbmodareaコマンドで,対象のデータ用DBエリアを拡張(データ用DBエリアファイルを追加)する必要があります。「11.11.3 データ用DBエリアを拡張する方法(データ用DBエリアファイルの追加)」を参照して,対象のデータ用DBエリアを拡張してください。
なお,1つのデータ用DBエリアを構成するデータ用DBエリアファイル数の上限は,1,024個です。上限を超えて,データ用DBエリアファイルを追加できません。そのため,1,024個のデータ用DBエリアファイルで構成されているデータ用DBエリアの容量を拡張したい場合は,「16.7.3 データ用DBエリアを拡張できなくなった場合」を参照してください。
また,データ用DBエリアファイルを格納したディスクの空き容量がなくなった場合は,次の方法でも対処できます。
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DBエリアファイルの容量を拡張する
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DBエリアファイルの格納場所を変更する
詳細については,「16.3.1 DBエリアファイルの容量増加が原因の場合」を参照してください。