10.4.5 メッセージの出力抑止
サーバ定義のadb_sys_mlg_message_suppressオペランドにメッセージIDを指定すると,そのメッセージのメッセージログファイルおよびsyslogへの出力を抑止することができます。
<指定例>
set adb_sys_mlg_message_suppress = 82000,82002,82003
上記の指定をした場合,KFAA82000-I,KFAA82002-I,およびKFAA82003-Iメッセージが,メッセージログファイルとsyslogに出力されなくなります。
- 重要
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出力抑止できるメッセージは,サーバプロセスが出力するメッセージだけです。コマンドプロセスおよびクライアントプロセスが出力するメッセージは出力抑止できません。コマンドプロセスおよびクライアントプロセスが出力するメッセージ(70000番台と90000番台のメッセージIDが該当)を指定しても,そのメッセージの出力は抑止されません。
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エラーメッセージ(KFAAxxxxx-Eメッセージ)の出力を抑止すると,エラー要因の特定が困難になります。そのため,エラーメッセージを出力抑止することは推奨しません。
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