8.8 修正版HADBサーバとの入れ替え
ここでは,修正版HADBサーバとの入れ替え方法について説明します。
次に示す条件を満たす場合は,HADBサーバのバージョンアップではなく,修正版HADBサーバとの入れ替えとなります。
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バージョン番号およびリビジョン番号が同じで,コードだけが異なるHADBサーバを上書きインストールする場合
- メモ
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バージョン番号,リビジョン番号,コードについて説明します。
(例)HADBサーバのバージョン情報が,03-02-/Aの場合
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03の部分がバージョン番号になります。
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02の部分がリビジョン番号になります。
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下線部分の-/Aの部分が,コードになります。
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修正版HADBサーバとの入れ替えになる場合の例と,入れ替えにならない場合の例を次に示します。
- ■修正版HADBサーバとの入れ替えになる場合
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例えば,次に示すケースは,バージョン番号およびリビジョン番号が同じため,修正版HADBサーバとの入れ替えになります。
03-02 → 03-02-/A
03-02-/B → 03-02-/D
- ■修正版HADBサーバとの入れ替えにならない場合
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例えば,次に示すケースは,バージョン番号またはリビジョン番号が異なるため,修正版HADBサーバとの入れ替えになりません。
03-02 → 03-03-/A
03-02-/B → 03-03-/D
この場合,HADBサーバのバージョンアップになります。HADBサーバのバージョンアップ方法については,「8.6 HADBサーバのバージョンアップ」を参照してください。
- 重要
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インストールデータに関する注意事項があります。修正版HADBサーバとの入れ替え作業をする前に,「8.2 インストール」の注意事項を参照してください。
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クラウドストレージ機能を使用している場合,HADBサーバとHADBオプションの両方を修正版に入れ替えてください。修正版HADBオプションとの入れ替え方法については,「8.8.3 修正版HADBオプションに入れ替える手順」を参照してください。
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修正版HADBサーバとの入れ替えを実施した場合,修正版HADBクライアントとの入れ替えも実施してください。修正版HADBクライアントとの入れ替え方法については,マニュアルHADB AP開発ガイドの修正版HADBクライアントとの入れ替えを参照してください。
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