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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


17.19.4 JP1/Audit Management - Managerとの連携(コールドスタンバイ構成の場合)

JP1/Auditと連携して,監査証跡を収集および一元管理する場合は,adbconvertaudittrailfileコマンドで監査証跡を変換し,統一フォーマット用監査証跡ファイルに出力してください。監査証跡の変換については,「2.18.9 監査証跡の変換(JP1/Audit Management - Managerとの連携)」を参照してください。

■統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリを作成するファイルシステムの構築

統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリを作成するファイルシステムは,系ローカルのファイルシステムとして構築してください。

■JP1/Auditの環境設定

adbconvertaudittrailfileコマンドを実行するすべての系に対して,JP1/Auditの環境設定を行ってください。

JP1/Auditの環境設定については,「12.8.3 監査証跡機能とJP1/Auditを連携する際の環境設定」の「(2) JP1/Auditの環境設定」を参照してください。また,adbconvertaudittrailfileコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbconvertaudittrailfile(監査証跡ファイルの変換)を参照してください。

なお,JP1/Baseをクラスタ環境として構築する必要はありません。