14.2.2 サーバ構成
「図14-1 マルチノード機能を使用した場合のシステム構成例」で示す構成例の場合,3つのノード(hadb01,hadb02,およびhadb03)から構成されています。マスタノードはhadb01,スレーブノードはhadb02およびhadb03になります。
マルチノード機能を使用する場合,各ノードのサーバマシンの性能(CPU,メモリサイズなど)は同一である必要はありません。ただし,サーバマシンの性能が異なる場合,接続するノードによってSQL文の処理性能に差異が発生するおそれがあります。そのため,できる限り全ノードのサーバマシンの性能を同じにすることを推奨します。
また,マルチノード機能では,HAモニタの系のリセット機能を使用します。そのため,各ノードのサーバマシンは,障害管理プロセサ(「図14-1 マルチノード機能を使用した場合のシステム構成例」にあるSVP)を備えている必要があります。リセット機能および障害管理プロセサについては,マニュアル「HAモニタ Linux(R)(x86)編」の次の個所を参照してください。
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リセット機能:「系のリセット」
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障害管理プロセサ:「必要なハードウェア」