14.2.1 前提ソフトウェア
マルチノード機能を使用する場合,HAモニタが必要になります。
HADBでは,HAモニタのモニタモードの機能を使用し,ノードの障害を監視しています。マスタノードで障害が発生した場合,HAモニタの機能を使用して,スレーブノードの1つをマスタノードに切り替えて処理を続行します。スレーブノードで障害が発生した場合,HAモニタの機能を使用して,スレーブノードをマルチノード構成から切り離し,残りのノードで処理を続行します。
障害発生時のスレーブノードの切り離し処理については,「14.15 ノード障害が発生した場合の運用」を参照してください。
なお,使用しているLinuxのバージョンによって,HAモニタの前提バージョンが次のように異なります。
-
Red Hat Enterprise Linux Server 6(64-bit x86_64)の場合:01-56-01以降
-
Red Hat Enterprise Linux Server 7(64-bit x86_64)の場合:01-61以降
- 注意事項
-
全ノードでHAモニタのバージョンを同じにしてください。