10.4.7 チャンク単位にデータを削除する方法
チャンク単位にデータを削除する場合は,PURGE CHUNK文を実行してください。PURGE CHUNK文を使用したデータの削除方法を次に示します。
削除手順
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削除したいチャンクのチャンクIDを確認する
PURGE CHUNK文を実行してチャンク単位でデータを削除するため,削除したいチャンクのチャンクIDを確認してください。チャンクIDの情報は,システム表のSTATUS_CHUNKSに格納されています。
チャンクIDを確認する方法については,「付録C.7 システム表の検索」を参照してください。
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PURGE CHUNK文を実行する
確認したチャンクIDを基にPURGE CHUNK文を実行して,削除したいチャンクを削除してください。
なお,カレントチャンクは削除できません。
PURGE CHUNK文については,マニュアル「HADB SQLリファレンス」の「PURGE CHUNK(チャンク内の全行削除)」を参照してください。
PURGE CHUNK文のWHERE句に条件(IN述語,限定述語)を指定して,条件に合致するチャンクを一括して削除することができます。PURGE CHUNK文の指定方法の例については,マニュアル「HADB SQLリファレンス」の「PURGE CHUNK(チャンク内の全行削除)」の「PURGE CHUNK文の指定形式および規則」の「例題」を参照してください。
- 参考
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PURGE CHUNK文でチャンクを削除すると,チャンクが利用していた格納領域を再利用できます。
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アーカイブ状態のチャンクを削除した場合,対象のアーカイブファイルも削除されます。
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